3モジュールが基本構(gòu)造の中國の宇宙ステーションは最後のモジュールを迎えた。実験モジュール「夢天」が北京時間10月31日午後3時37分、文昌航天発射場からキャリアロケット「長征5號B」によって成功裏に打ち上げられた。
「夢天」は実験モジュール「問天」に続く2つ目の科學実験モジュールだ。コアモジュール「天和」と「問天」が宇宙ステーションの大量のインフラ建設を擔當することから、「夢天」には睡眠エリアやトイレなどの生活施設を配置する必要がなく、科學実験設備を配置する十分なスペースがある。これは「宇宙ステーション軌道上科學実験活動の中心的な存在だ」と言える。
「問天」と比べると、「夢天」の貨物エアロックは宇宙飛行士の出入りに使われず、貨物専用となる。「夢天」の貨物エアロックは內(nèi)部に配置されているペイロード移動機構(gòu)により重さ400キログラムの貨物を運べる。1度に運べる貨物の大きさは1.15m×1.2m×0.9mに達する。
宇宙ステーションから超小型衛(wèi)星を打ち出す説明図。
また「夢天」には超軽量動力機の放出機構(gòu)が配置されており、獨特な點となっている。100キログラム級の超軽量動力機または複數(shù)規(guī)格のキューブサットを打ち出し、軌道に乗せることができる。
中國航天技術集団第八研究院の樊萍チーフデザイナーは、「小型衛(wèi)星を超小型衛(wèi)星放出機構(gòu)に入れ、船外に出す。ロボットアームで放出機構(gòu)全體を打ち出したい方に向かせると、內(nèi)部のスプリング機構(gòu)が衛(wèi)星を打ち出されるようになる」と述べた。
中國の宇宙ステーションが超軽量動力機軌道放出機構(gòu)を搭載するのは今回が初めてだ。現(xiàn)在のロケットによる超小型衛(wèi)星の打ち上げと異なり、宇宙ステーションから超小型衛(wèi)星を打ち出す場合はロケットを使わずに済む。経済性がより優(yōu)れており、衛(wèi)星のスムーズな軌道投入も実現(xiàn)できる。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年11月1日