中國內(nèi)外で數(shù)々の賞を受賞してきた中國のSF小説「三體」にアニメ版が登場した。関係する著作権者が29日に、アニメ版「三體」はすでに制作が終わり、公開日は12月上旬に決まったと発表した。これに伴って、アニメ版をめぐる「グローバル共同創(chuàng)作計畫」も動き出している。
「三體」のポスター。(畫像提供は「bilibili」)
小説「三體」シリーズは中國のSF作家?劉慈欣氏の作品で、壯大なタッチで地球外文明である「三體文明」の世界を描き、中國のSF文學(xué)の一里塚と稱えられている。ここ數(shù)年の間に、小説シリーズは10數(shù)種類の言語に翻訳されて世界中で出版され、その「映畫化」や「アニメ化」なども日程に上り、関連のプロジェクトは各方面の注目を集めてきた。
「三體」のポスター。(畫像提供は「bilibili」)
幅広く注目されるビッグコンテンツとして、アニメ版「三體」の開発者には動畫サイト「bilibili」(ビリビリ)と武漢蕓畫開天文化伝播有限公司が名前を連ねるほか、動畫共有サイトの騰訊視頻(テンセントビデオ)や動畫配信サービスサイトのNetflix(ネットフリックス)もドラマ化をめぐる戦いに乗り出し、これまでに予告編と特集番組が公開された。またゲームの開発?配信を手がける遊族ゲームズ(YOOZOO Games)もゲーム版「三體」を開発中だ。
テレビドラマ「三體」の公式チャンネルが2020年12月に掲載した文章は「無事クランクアップ(撮影終了)」とした。2021年11月になってようやく発表された最初の予告編には10萬件以上の「いいね!」が寄せられ、10萬回以上共有された。それから半年後の今年6月には新しい予告編が公開され、大勢の「三體」ファンの情熱をかき立てたが、その後、新しい情報は伝えられていない。
上海で開催された「三體?時空沒入型展覧會」を參観する來場者。(撮影?張建松)
ネットフリックスは「三體」の映畫化にも乗り気満々だ。20年9月、オリジナルシリーズ擔(dān)當(dāng)バイスプレジデントのピーター?フリードランダー氏は英語版の「三體」ドラマシリーズを制作すると発表。テレビドラマ「ゲーム?オブ?スローンズ」のプロデューサーのデイヴィッド?ベニオフ氏とD.B.ワイス氏が、テレビドラマ「ザ?テラー」2シーズンのプロデューサーのアレクサンダー?ウー氏と手を組んで制作し、原作者の劉氏と英語版翻訳者のケン?リュウ氏が顧問プロデューサーに就任するということで、非常に豪華なメンバーが顔をそろえている。
22年9月、ネットフリックスはドラマ「三體」の舞臺裏特集を初めて公開した。現(xiàn)在、1シーズンの撮影は終了して編集作業(yè)に入っており、23年に公開される予定だ。
遊族ゲームズも現(xiàn)在、ゲーム版「三體」の開発を進(jìn)めている。22年6月に発表された投資者関係の活動記録によると、ゲーム版は今後3-5年間に相次いで発売される予定だ。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年10月31日