最近、中國(guó)で「5.5G」の概念が注目を集めている。5Gとの違いは何か。普段の生活にどんな影響をもたらすのだろうか。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。
このほどタイ?バンコクで行なわれた華為技術(shù)(ファーウェイ)のグローバル?モバイル?ブロードバンド?フォーラム2022のメディア円卓會(huì)議「5.5Gとスマートワールド2030」で、英通信業(yè)界団體GSMAのアレックス?シンクレア最高技術(shù)責(zé)任者(CTO)は、「3GPPの5G標(biāo)準(zhǔn)化のペースを踏まえると、5.5Gは2024年に商用化の段階に入るだろう」との見方を示した。
通信業(yè)界ウォッチャーの項(xiàng)立剛氏は、「5.5Gという定義は、通信業(yè)界における慣例だと言える。たとえば3G時(shí)代から4G時(shí)代への移行期には、3.5Gさらには3.9Gという言い方もあった。4Gから5Gに移行する時(shí)にも、4.5Gの概念が存在した」と振り返った。
項(xiàng)氏は、「5.5Gの本質(zhì)はやはり5Gなのだが、5Gより速度が速く、対応する周波數(shù)帯もより多い。技術(shù)的には、5.5Gはキャリアアグリゲーションなどの技術(shù)を採用してネットの回線速度をさらに速くすることが可能だ。たとえば従來の5Gネットワーク環(huán)境下でダウンロード速度が800Mbpsに達(dá)している場(chǎng)合、5.5G技術(shù)を利用すれば1.5Gbpsさらには2Gbpsまでスピードを速くすることができる」と続けた。
ファーウェイの汪濤常務(wù)取締役兼ICTインフラ業(yè)務(wù)管理委員會(huì)責(zé)任者は、「5.5Gは現(xiàn)在の10倍のネットワーク能力をもたらし、10Gbpsの通信速度體験、1千億臺(tái)の大量機(jī)器接続、內(nèi)生的なスマート力を?qū)g現(xiàn)し、豊富で多様な業(yè)務(wù)上の要求に応えることができ、スマートワールドに向かって前進(jìn)する時(shí)に必ず通る道だ」との見方を示した。
ファーウェイの5.5Gゼネラルマネージャーの高全中氏も、「下り10Gbpsとミリ秒レベルの低遅延が仮想世界と現(xiàn)実世界の架け橋を構(gòu)築し、MR(複合現(xiàn)実)、XR(クロスリアリティ)、メタバースの産業(yè)を大規(guī)模に発展させることができる」との見方を示した。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年10月31日