中國(guó)國(guó)家鉄路集団有限公司(以下、「國(guó)鉄集団」)によると、10月29日、青海省西寧市と四川省成都市を結(jié)ぶ高速鉄道の海東西‐黃勝関區(qū)間の建設(shè)が始まった。これは、區(qū)間ごとに建設(shè)されている同高速鉄道の全線で工事が始まったことを意味している。
同高速鉄道は、西寧市の西寧駅と成都市の成都東駅を結(jié)び、全長(zhǎng)836.5キロ。29駅が設(shè)置される計(jì)畫(huà)で、設(shè)計(jì)速度は時(shí)速200キロとなっている。
同高速鉄道は4區(qū)間に分けて建設(shè)が進(jìn)められている。うち西寧‐海東西區(qū)間、青白江東‐成都東區(qū)間はすでに開(kāi)通しており、それぞれ蘭新高速鉄道(甘粛省蘭州市-新疆維吾爾<ウイグル>自治區(qū)烏魯木斉<ウルムチ>)と陝西省西安から成都までの高速鉄道と接続されて運(yùn)行している。建設(shè)中の黃勝関‐青白江東區(qū)間は、建設(shè)中の成都から蘭州への高速鉄道と接続されて運(yùn)行する計(jì)畫(huà)となっている。今回著工した海東西‐黃勝関區(qū)間の本線の全長(zhǎng)は502.5キロで、工期は7年半を予定。全線の80%を高架や橋、トンネルなどが占めている。青海省黃南蔵(チベット)族自治州に位置する甘青スーパーロングトンネルは全線で制御工學(xué)が採(cǎi)用され、青海省海東市に位置する東祁連山トンネル、甘粛省甘南蔵(チベット)族自治州に位置する則岔トンネル、四川省阿壩蔵(アバ?チベット)族羌(チャン)族自治州に位置する包座トンネルは、全線が重點(diǎn)?難點(diǎn)プロジェクトとなっている。
西寧市と成都市を結(jié)ぶ高速鉄道は、中國(guó)の「八縦八橫」高速鉄道網(wǎng)のうちの甘粛省蘭州市、青海省西寧市と広東省広州市を結(jié)ぶ蘭(西)広ルートの一部で、全線が開(kāi)通すると、沿線の住民の移動(dòng)が非常に便利になり、蘭州?西寧都市群と成都?重慶都市群の交流がさらに活発になるほか、「シルクロード経済ベルト」や「長(zhǎng)江経済ベルト」のコネクティビティがさらに強(qiáng)化され、沿線の経済、社會(huì)発展が促進(jìn)され、農(nóng)村振興がバックアップされると期待されている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2022年10月31日