中國外交部（外務(wù)省）の23日の定例記者會(huì)見で、趙立堅(jiān)報(bào)道官がNATO事務(wù)総長の中國関連発言について質(zhì)問に答えた。

【記者】NATOのストルテンベルグ事務(wù)総長が21日、「中國は西側(cè)諸國の重要インフラ、サプライチェーン、主要産業(yè)セクターに対するコントロールの強(qiáng)化に盡力している。西側(cè)の脆弱性を捉えて破壊を行う機(jī)會(huì)を『権威主義國家』に與えることを認(rèn)めるべきではない」と述べたとの報(bào)道について、中國側(cè)としてコメントは。

【趙報(bào)道官】冷戦終結(jié)後、NATOは拡大の觸角を伸ばしてきた。NATOは本來なら國連や専門の國際機(jī)関が扱うべきサイバー空間や宇宙を自らの集団防衛(wèi)の範(fàn)疇に組み込んだだけでなく、気候変動(dòng)、インフラ、技術(shù)革新、サプライチェーン、保健、エネルギーなど広範(fàn)な民生分野への干渉も一層強(qiáng)化している。地域的組織であるNATOは、その地理的範(fàn)囲を厳守すべきであり、自らルールを定めることを企て、越権と突破を図ることがあってはならない。

グローバルな産業(yè)チェーンとサプライチェーンは、市場の法則と企業(yè)の選択が共に作用した結(jié)果として形成され、発展する。中國は近年、NATO加盟國を含む各地域の國や企業(yè)との間で、関連分野における良好かつ対等な協(xié)力を繰り広げ、雙方の人々に大きな幸福をもたらしてきた。経済?貿(mào)易協(xié)力にイデオロギーや価値観を持ち込むことは、國際社會(huì)の共通利益にマイナスであるだけでなく、災(zāi)いが自らに跳ね返ることにもなるだろう。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年11月24日