2023年の訪れを目前にして、中國の関稅稅目も新しく調(diào)整されることになった。國務(wù)院関稅稅則委員會(huì)が29日に発表した2023年関稅調(diào)整プランの公告によると、中國ではこれから稅目の調(diào)整が行なわれ、新たに白茶、ジャスミン茶、手術(shù)支援ロボット、レーザーレーダー、野菜の種子などの稅目が調(diào)整されるという。新華社が伝えた。

國務(wù)院の承認(rèn)を経て、中國では23年に一部商品の輸出入に際しての関稅の調(diào)整が行なわれる。稅目の調(diào)整が大きな注目點(diǎn)となる。

同公告によれば、中國が來年、白茶、ジャスミン茶、手術(shù)支援ロボット、レーザーレーダー、野菜の種子など多くの稅目を追加する。関稅の制度體制を整備し、産業(yè)の発展と科學(xué)技術(shù)の進(jìn)歩により生まれたニーズに対応することが狙いだ。調(diào)整後の中國の稅則における稅目は8948になるという。

業(yè)界関係者は、「稅目は貿(mào)易の『言葉』と呼ばれている。ある種類の商品にふさわしい稅目が設(shè)定されるようになると、商品の貿(mào)易流通の促進(jìn)にプラスであり、商品の國際貿(mào)易狀況の統(tǒng)計(jì)をまとめ、貿(mào)易の透明性を高めるのにもプラスになる。また稅目が確立すると、輸出入貿(mào)易許可管理政策や稅金の徴収管理政策がより実施しやすくなる」と述べた。

このたび新たに加わった稅目のうち、白茶とジャスミン茶について考えてみる?，F(xiàn)在、中國の主なお茶の種類のうち、紅茶、緑茶、ウーロン茶、黒茶には稅目が設(shè)定されている。しかしここ數(shù)年、白茶とジャスミン茶の海外での人気が徐々に高まりを見せている。白茶は薬効成分による健康効果が注目されて輸出量が安定的に増加し、ジャスミン茶は「中國の春の味」と呼ばれて海外市場(chǎng)での人気が上昇し続けている。

中國農(nóng)業(yè)科學(xué)院農(nóng)業(yè)情報(bào)研究所國際情報(bào)研究室の張學(xué)彪室長は、「白茶やジャスミン茶など中國の特色ある農(nóng)産物の稅目が追加されることにより、中國國內(nèi)の特色ある農(nóng)業(yè)の産業(yè)としての発展をサポートすることになる。稅目の追加により、貿(mào)易統(tǒng)計(jì)が一層やりやすくなるだけでなく、企業(yè)のブランド意識(shí)を強(qiáng)化することにもつながる。これは企業(yè)が國際市場(chǎng)の開拓を進(jìn)めて、農(nóng)業(yè)の海外進(jìn)出をサポートする上でプラスになる」と述べた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年12月30日