京津冀（北京?天津?河北）の協(xié)同発展を確実に深化させ、北京の非首都機(jī)能をさらに分散させ、雄安新區(qū)の建設(shè)を強(qiáng)化し、京津冀のビジネス環(huán)境をさらに最適化し、3地域の企業(yè)、及び北京から分散させた企業(yè)に優(yōu)れた行政事務(wù)サービスを提供すべく、「京津冀+雄安」で、省を跨いで行政事務(wù)サービスの手続きができる「跨省通弁」のセルフ手続きシステムがこのほど開発された。そのリリースセレモニー及び行政事務(wù)サービス活動(dòng)交流イベントが今月9日、天津市浜海新區(qū)で開催された。リリースセレモニーでは、第一陣として4地域でセルフ手続きできるサービス208項(xiàng)目が発表された。內(nèi)訳は北京市60項(xiàng)目、天津市80項(xiàng)目、河北省58項(xiàng)目、雄安新區(qū)10項(xiàng)目となっている。これにより、京津冀エリアで初めて身分証明書の申請(qǐng)と発行が省を跨いで手続きできるようになった。 中國(guó)放送網(wǎng)が報(bào)じた。

「京津冀+雄安」の4地域において、省跨ぎで行政事務(wù)サービスの手続きができるセルフ手続きシステムがリリースされたことで、4地域がパソコンやモバイルデバイスを使って、統(tǒng)一システムで手続きを処理することがさらに円滑化されたほか、3地域のオンライン?オフラインのサービス、コンテンツ、スタイルがさらに充実し、パソコン、モバイルデバイス、セルフ手続きシステムの融合、相互エンパワーメント、サービス差別化がおおよそ実現(xiàn)した。

「跨省通弁」とは？

「跨省通弁」とは、行政事務(wù)サービスのスタイルの1つとなっている。これまで、利用頻度の高い行政事務(wù)サービスの多くは、戸籍所在地でしか手続きができなかった。「跨省通弁」が打ち出されたことで、データの移動(dòng)距離が伸びたのに対して、住民の移動(dòng)距離は短縮されている。統(tǒng)計(jì)によると、中國(guó)の省跨ぎの流動(dòng)人口は1億2000萬(wàn)人以上で、それらの人々は生活している場(chǎng)所と戸籍を置いている場(chǎng)所が異なっている。そして、何かの手続きをするためには、戸籍を置いている場(chǎng)所に戻らなければならないため、列車や飛行機(jī)を利用しなければならず、そのための費(fèi)用負(fù)擔(dān)も少なくない。「跨省通弁」は、全國(guó)統(tǒng)一大市場(chǎng)の形成加速にもつながる。各地のフィードバックを見ると、改革により、制度性取引コストが目に見えて低減し、資本や人材といった要素の自由な流動(dòng)が促進(jìn)されている。また、改革により地域の連攜が加速するほか、行政や地域跨ぎでは手続きができなかったことも、手続きができるようになっている。

「跨省通弁」セルフ手続きシステムは、「京津冀+雄安」の行政事務(wù)サービス當(dāng)局が、企業(yè)や住民が高い頻度で利用する手続きに焦點(diǎn)を合わせて、資源の相互認(rèn)証、データの共有、サービスの一體化を強(qiáng)化した。そして、4地域で差別化されたセルフ手続き機(jī)能が、ローカライズサービスという形で、各行政事務(wù)サービスのデバイスに組み込まれており、他の地域でする必要のある手続きを、今いる場(chǎng)所で行うことができるようになっている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年3月13日