最近、ジャイアントパンダの世界では名前が「和花」(ホーフ?。─恰?ài)稱「花花」(ファーファー)で呼ばれているメスの子パンダが、その可愛(ài)い姿と特徴的な外見(jiàn)で多くのネットユーザーを魅了し、瞬く間に大人気となった。
「和花」は弟の「和葉」(ホーイエ)とともに、2020年7月4日に成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地でオスとメスの雙子で生まれた。
同基地の説明によると、「花花」は身體が丸々としていて、毛がフワフワしており、動(dòng)作が鈍くて木登りが苦手という。
「花花」は同基地で唯一の木登りが苦手なパンダだ。怠けているわけではなく、生まれつき右後ろ足が外側(cè)に開(kāi)き気味だからだ。それで走るスピードが遅いゆえに、その姿はほかのパンダよりもさらに可愛(ài)らしく見(jiàn)えるのだ。
ほかのパンダなら見(jiàn)分けられないかもしれないが、「花花」は一目見(jiàn)たらすぐにわかる。座っている姿が三角おにぎりにそっくりだからだ。
「花花」は大人しい性格で人なつっこく、2歳以上のパンダとしては珍しく人と近い距離でふれあうことができる?!富ɑā工稀竼訕I(yè)成績(jī)が一番いい」パンダと評(píng)価するネットユーザーがいる。というのも、人間の言葉を理解してくれるだけでなく、観光客の記念撮影に積極的に協(xié)力してくれるからだ。あいさつしてポーズを取る時(shí)もあれば、正面の「キメ顔」をたくさん見(jiàn)せてくれることもある。
ネットユーザーがカメラに収めた「花花」は動(dòng)作が可愛(ài)らしく、観光客にあいさつしたり、あの手この手で小鳥(niǎo)を追いかけたり、食べ物を取られそうになってきっぱり「拒否」したりもする。
「花花」の可愛(ài)い姿に心引かれ、一目見(jiàn)ようと同基地を訪れる観光客が連日増える一方だ。同基地の警備員は人の流れを分散させ、秩序を保つために知恵を絞り、「こんなにたくさんパンダがいるのに、見(jiàn)るのは『花花』だけですか?『花花』は愛(ài)されすぎです。その愛(ài)をほかの子にも分けてあげてください」、「後ろの方にいたら『花花』は見(jiàn)えませんよ。先に『花花』のパパとママを見(jiàn)て下さい。そっくりですから」などと機(jī)知に富んだ呼びかけも行っている。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年3月10日