他の駅では大勢の旅客が賑やかに行き交っているのに、山東省泰安市にある泰山駅の待合室で列車を待っている旅客はなぜ皆ぐっすりと寢入っているのだろうか?中國のネット上で最近、「泰山駅の待合室の旅客は皆ぐっすり寢入っている」という話題が検索のトレンド入りした。一體どういうことなのだろうか?
春の気配を感じられ、花が咲き始める季節(jié)となるにつれて、中國5大名山の一つである山東省の泰山には、中國各地から観光客がやって來ている。そんな泰山の麓にある泰山駅の待合室では、登山を楽しみすっかり疲れ切った乗客たちが、椅子で完全にリラックスして、ぐっすりと寢入っているという訳だ。
ネットユーザーからは、「泰山に登って下りてくると、不眠癥が治っている」や「周りの人が皆寢ていたら、自分も寢てしまう」、「中國でも一番靜かな駅に違いない」といったコメントが寄せられている。
では寢過ごしてしまい、乗る予定だった列車が出発してしまった場合はどうすればいいのだろうか?その場合は、チケットの時(shí)間を変更できるようになっているため、焦る必要はない。ここではそうしたケースへの対処法を紹介しよう。
◆すぐに、駅の係員に相談するか、駅の12306カスタマーサービスセンターに行って助けを相談しよう。
◆列車が出発してしまっても、チケットを予約する時(shí)に使った有効な身分証明書があれば、チケットの時(shí)間を1回のみ変更することが可能。
◆ 自動券売機(jī)で時(shí)間の変更を行う場合は、時(shí)間変更機(jī)能を備えた自動券売機(jī)でのみ変更が可能となっている。またチケット受け取りのみを取扱う自動発券機(jī)では変更ができないため、注意が必要だ。
◆鉄道アプリ12306でチケットの時(shí)間変更手続きを行うこともできる。
そして一番注意したいのが、チケットの時(shí)間変更は1度しかできず、1度変更したらもう変更できないという點(diǎn)だ。予定の列車が出発してしまってから、変更可能なのは、當(dāng)日24:00までの殘っている列車のチケット。また、翌日以降の列車に変更することはできず、変更後は払い戻し手続きができない點(diǎn)も注意が必要だ。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年3月3日