ある観光客は先ごろ、オンラインプラットフォームで、「峨眉山に遊びに行った時(shí)に、サルに物を奪われ、襲われた」と訴え、「峨眉山のサルが攻撃的なのは保護(hù)の行き過ぎと関係があるのでは？」と書き込んだ。

峨眉山のサル（畫像提供?峨眉山景勝地）。

観光客からの苦情に対し、四川省の峨眉山林業(yè)管理所は深く謝罪するとともに、「管理所はサルが人に危害を加えないように、様々な方法を試している。清音閣エリアでは現(xiàn)在、『人とサルを分ける』管理スタイルを採用しており、効果があらわれ始めている。観光客は遠(yuǎn)くからサルの群れを眺めることができ、サルの群れを効果的に保護(hù)することもできる」と説明した。

2月22日、峨眉山林業(yè)管理所の関係責(zé)任者は取材に対して、「峨眉山景勝地にはサルの群れが14グループあり、サル582頭が生息している。うち、清音閣エリアには3グループ約106頭が生息している。『人とサルを分ける』管理スタイル実施後、同エリアではサルが物を奪ったり、人を襲ったりするケースが大幅に減少した。今後は、金頂エリアのサルの群れの管理と保護(hù)を強(qiáng)化し、『人とサルを分ける』管理スタイルを少しずつ浸透させ、観光客とサルの群れの両方を保護(hù)できるよう取り組む」と説明した。

峨眉山のサルが注目されるようになったのは、2012年に僧侶の延參法師が峨眉山でサルが何度も邪魔をする中、動(dòng)じることなく淡々と河北省の方言で「命」の素晴らしさを語る動(dòng)畫がネットで大きな話題を集めたことがきっかけだった。その後も延參法師はこの思い出の場所を再び訪ね、サルたちに會(huì)いに行った。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年2月24日