ミリ波レーダーや可変焦點(diǎn)レーザーレーダーの搭載から赤外線リモートセンシング技術(shù)の応用まで、都市におけるスマートアシストから「自然発火ゼロ」の弾倉電池まで、ヘッドアップディスプレイ機(jī)能を持つ大型ディスプレイから垂直離著陸できる空飛ぶ車まで……長春市で開催中の第20回長春國際モーターショーで、中國の新エネルギー車と従來型自動車メーカーが一堂に會した。新車種、新技術(shù)、ニューコンセプトが目白押しだ。新華社が伝えた。

17日、長春モーターショーの紅旗ブランド車展示エリアで「紅旗HS3」を見つめる來場者。撮影?顔麟蘊(yùn)

今回の長春國際モーターショーは7月15日から24日まで開催され、「移動の新時代」をテーマに、出展自動車メーカーは125社、出展ブランドは151、展示車両は1300臺以上、うち新車種と注目の車種は82で、新エネルギー車は100臺以上、中國內(nèi)外の主要自動車メーカーの最新モデルを集中的に展示する。

今回の長春國際モーターショーは新エネルギー車単獨(dú)の展示館を設(shè)置し、比亜迪（BYD）、蔚來、理想、小鵬、広汽埃安などのブランドが新車を出展。

15日、小鵬汽車の展示ブース。（畫像提供は取材先）

現(xiàn)場では最新のコンセプトカーが多くの自動車愛好家から注目されていた。コクピットと回転翼を持つ「空飛ぶ車」がひときわ目立っていた。これは小鵬汽車の「匯天旅航者X2」で、テスト飛行に成功した電動垂直離著陸空飛ぶ車だ。同車には自動運(yùn)転、レーダー測距、障害物感知?回避など複數(shù)の技術(shù)があり、ボディ全體に完全炭素繊維構(gòu)造を採用しており、ロボットアームは折り畳み可能で、渋滯、障害物、川などを楽に飛び越え、人々の短距離?低空移動の需要を満たせる。

未來志向の「SFカー」の他に、多くの自動車メーカーが最新の実用的な技術(shù)をもたらした。長春広汽埃安超順體験センターの販売擔(dān)當(dāng)者の趙海権さんは、「埃安の現(xiàn)在の主力技術(shù)は弾倉電池だ。中國東北地域の消費(fèi)者は以前、新エネルギー車の受け入れ度が低かったが、モーターショーの現(xiàn)場を見ると、購入について問い合わせる消費(fèi)者が増えている」と述べた。

15日、長春モーターショーの現(xiàn)場で見學(xué)?體験來する場者。撮影?王昊飛

高級ブランドと合弁ブランドも新エネルギーの競爭に次々と參入している。ベンツ、BMW、アウディなどのブランドは、今年の長春國際モーターショーで強(qiáng)い製品ラインを展示した。フォルクスワーゲンの「ID.7」はAR-HUD拡張現(xiàn)実表示システムを搭載し、ヘッドアップディスプレイ機(jī)能を提供するだけでなく、地図ナビゲーションなどの情報と結(jié)びつけ、バーチャルの表示効果を?qū)g際の道路と融合させ、運(yùn)転手により直観的で參考となるものも提供する。

専門家は、「ダブル炭素」（CO2排出量ピークアウト?カーボンニュートラル）の目標(biāo)の下、新エネルギー車が自動車産業(yè)の変革を加速的に牽引しているとしている。中國自動車流通協(xié)會の沈進(jìn)軍會長は、「中國獨(dú)自のブランドは新エネルギーの面で確かに先頭に追いついたが、自動車産業(yè)はマラソンのようなもので油斷はできない。先発優(yōu)位性と今後の技術(shù)の蓄積により、中國の自動車ブランドは新エネルギー分野でより広い市場を迎えるだろう」と述べた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年7月20日