青島に獻(xiàn)體した大工園次郎さん |
2007年1月、青島市嶗山區(qū)沙子口に住む日本人、大工園次郎さん(當(dāng)時(shí)73)は、獻(xiàn)體ボランティア同意書を市赤十字會スタッフに手渡した。今月3日早朝、80歳となった大工園さんは病気のため亡くなった。大工園さんの生前の委託にしたがい、青島ベリア國際醫(yī)療センター外來の劉詔?院長は、青島に獻(xiàn)體し、好きだった街に留まるという大工園さんの最後の願(yuàn)いをかなえた。市赤十字會、青島大學(xué)醫(yī)學(xué)院が大工園さんの遺體を授かり、教育や科學(xué)研究に捧げられる。大工園さんは青島で獻(xiàn)體した初めての外國人で、また青島で405人目の獻(xiàn)體者となった。青島早報(bào)が伝えた。
■現(xiàn)場:逝去して獻(xiàn)體した日本のお年寄り
3日午前、記者は市赤十字會スタッフと一緒に青島市立病院(東)の青島ベリア國際醫(yī)療センターを訪れた。外來院長の劉詔氏は大工園さんの委託書を手に、大工園さんの生前の願(yuàn)いに基づき、市赤十字會、青島大學(xué)醫(yī)學(xué)院と遺體引き渡し手続きを行う、と語った?!复蠊@さんは私が最も敬服する患者でした。生前はとても楽観的でした」。劉詔氏は、大工園さんに青島に身寄りがないことを知っており、大工園さんが入院中に記した委託書のなかで、院內(nèi)スタッフに手術(shù)同意書へのサイン代行を委ね、もし亡くなったら、大工園さんが生前に署名した獻(xiàn)體同意書に基づき、外來部に対し、赤十字會との獻(xiàn)體手続きの連絡(luò)を代行するよう望んでいた、と述べた。
手続きはすみやかに済んだ。大工園さんの遺體は霊安室から出て、スタッフが大工園さんの遺體に三度の禮をした。その後大工園さんの遺體は青島大學(xué)醫(yī)學(xué)院解剖教育研究室に移送され、簡単な告別式が営まれた?!复蠊@さんの遺體は処理を経て、醫(yī)學(xué)教育研究に用いられます」。青島大學(xué)醫(yī)學(xué)院解剖教育研究室の劉志才?高級実験師は、數(shù)年後、大工園さんの遺體は火葬され、大工園さんの願(yuàn)いにより、遺骨の半分は友人を通じ日本に帰り、のこり半分は青島の海に水葬され、この街に融け合うことになる、と語った。
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