中國ではここ數(shù)年、日にちの語呂合わせから様々な祝日?文化に関するイベントが誕生し、若者を中心に人気を集めている。例えば2013年1月4日は、「201314」の中國語の発音が「一生あなたを愛し続けます」という意味の中國語「愛你一生一世」に似ているため、若いカップルの間で大いに盛り上がった。2014年の元旦が近づいているが、「13年から14年」への年越しがまたしても「1314(一生一世)」の語呂合わせということで、「一生を共に乗り越えて行く」がテーマの年越しパーティーが流行している。中國新聞社が伝えた。
5月20日は「我愛你(愛している)」の語呂合わせで「告白デー」、11月11日は「獨(dú)身の日」で割引セールにショッピング三昧――。數(shù)字の語呂合わせからできたこうしたイベントは、若者の間で人気を集めている。一方で、「無理やり作られた祝日に何の意味もない。いわゆる流行と言ってもどうせ一時(shí)的なもの」と冷めた目を向ける人もいる。
27歳の周さんは、大學(xué)卒業(yè)後も武漢に留まり仕事を続けている。仕事は忙しく、友人たちと集まる機(jī)會(huì)もあまりない。今年も年末が近づき、周さんはあるアイデアを思いついた。2013年12月31日に友人たちを集め、「13―14(一生一世)」の年越しパーティーを開こうというのだ。この思いつきはロマンチックな語呂合わせとあいまって、皆から賛同を得た。
カップルたちもこのチャンスを逃すはずがない。武漢に住む趙さんは、この「一生一世」の日に、付き合って2年になる戀人にプロポーズしようと、1カ月前から準(zhǔn)備しているという。
賢い商売人たちは商機(jī)をかぎつけている。武漢臺(tái)北路のあるバーでは、店の前に「彼女(彼)と一緒に一生一世(13―14)を跨いでいこう」とする橫斷幕が掲げてあった。12月31日は翌日早朝まで年越しセットを売り出し、関連イベントを開催するという。
武漢大學(xué)の尚重生社會(huì)學(xué)教授はこうした現(xiàn)象について、「若者たちは忙しい仕事の合間に『祝日を作る』ことでストレスを解消しようとしている。面白いイベントを通じて楽しみを見つけることは悪いことではない」としながらも、「ただし、いわゆる語呂合わせの祝日が次々に誕生するのは社會(huì)が過度に娯楽化していることの表れ。淺薄な文化現(xiàn)象を反映している。また、商売人が大げさな宣伝を行うなど、社會(huì)の健全な発展を妨げかねない。若者は理性を保つべきで、盲目的に追隨してはならない」と注意を呼びかけている。(編集SN)
「人民網(wǎng)日本語版」2013年12月25日
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