読者諸兄は、隣の席で仕事をしている同僚の性格を本當(dāng)に理解しているだろうか？職員の仕事ぶりは、海外と國(guó)內(nèi)でどのような違いがあるのか？リーダーに向いているのは、「外向的」な性格の人に限られる？これらの問(wèn)題の驚くべき真相を知れば、目からうろこが落ちるかもしれない?！?013年中國(guó)職員自己認(rèn)識(shí)報(bào)告」が16日、北京で発表され、「職場(chǎng)の五大デマ」にまつわる真相が明らかになった。新華社が伝えた。

○デマ１：同僚に対する理解、一緒にいる時(shí)間が長(zhǎng)いほど深い

　職員にとって、一緒に過(guò)ごす時(shí)間が最も長(zhǎng)いのは、オフィスで機(jī)を並べる同僚だ。毎日顔を合わせ、一緒に仕事をしているので、同僚の性格は十分理解しているつもりになっている人がほとんどだ。しかし、同報(bào)告の統(tǒng)計(jì)データによると、職員のうち、「自分が自分に対して持っているイメージと、親しい友人から見(jiàn)た自分のイメージが一致しない」と答えた人は77％に達(dá)した。この數(shù)字から、自分が自分に対して持っているイメージは、かなりあやふやなものであることが分かる。また、同僚に対する理解についても、職場(chǎng)での人間関係だけでは限界があり、一緒に過(guò)ごしている時(shí)間が長(zhǎng)いだけでは、同僚を理解するのに十分とは言えず、同僚のライフスタイルや性格をより良く理解するには、それなりの努力が必要であることを示している。

○デマ 2： 職員のイメージ、國(guó)內(nèi)外で天地の差

　「海外の職場(chǎng)と國(guó)內(nèi)の職場(chǎng)は全く対照的」というイメージを持っている人が大多數(shù)を占める。中國(guó)の職員は、規(guī)範(fàn)に従い枠からはみ出さず、コツコツと真面目に仕事をして何事にも控え目という印象がある。一方、外國(guó)人は、職場(chǎng)で創(chuàng)意工夫に富み、情熱的に自己表現(xiàn)をすると思われている。しかし、同報(bào)告のデータによると、中國(guó)?米國(guó)いずれにおいても、職員の7割以上は、「伝統(tǒng)主義者?経験重視タイプ」に屬している。また、より性格別により細(xì)分化した場(chǎng)合、公務(wù)員型（ISTJ）?監(jiān)督者型（ESTJ）?保護(hù)者型（ISFJ）の3タイプが米中両國(guó)ともにトップ3を獨(dú)占、順位も全く同じだった。

○デマ 3：職員としての性格に男女差あり

　職場(chǎng)において、男性職員の一般的なイメージは、「自信があり活動(dòng)的」「プレッシャーに強(qiáng)い」「公私混同しない」「感情的にならない」などであるのに対し、女性職員は、「おとなしい」「気配りが細(xì)やか」「感情的」といった印象がある。だが、同報(bào)告によると、女性職員のうち、冒険家型（ISTP）の人がトップ3に入った。このタイプの人は、コンピュータに負(fù)けず劣らず頭の回転が早く、個(gè)人的な感情を交えずに広い視野で仕事を進(jìn)めることに長(zhǎng)けている。このことから、女性職員は、人々が思っているほど、仕事に感情を持ち込んでいない事実が見(jiàn)て取れる。

○デマ 4：外向的な人だけがリーダー向き

　職員に対する従來(lái)の考え方では、企業(yè)のリーダーは、外向的な性格の持ち主でなければならないとされてきた。しかし、同報(bào)告のデータによると、企業(yè)トップ層のうち、內(nèi)向的な性格の人が最も多く、21.5％を占めた。このことから、企業(yè)が高級(jí)管理職の人事を選考する場(chǎng)合、企業(yè)の特性とポストの特性のニーズから選考基準(zhǔn)を定める必要があることが分かる。主な指標(biāo)となるのは、行動(dòng)力、影響力、抵抗力などで、內(nèi)向的な人も、外向的な人と遜色がないほど、高い影響力や抵抗力を備えている。

○デマ 5：人気の職業(yè)は、市場(chǎng)のニーズと関係性がある

　同報(bào)告は、「2014年人気の高い職業(yè)トップ10」に絡(luò)み、16種類の性格タイプと人気の高い職業(yè)トップ10との相関関係について詳述している。統(tǒng)計(jì)データによると、中國(guó)の職員は、性格的に、公務(wù)員型（ISTJ）と監(jiān)督者型（ESTJ）が多く、強(qiáng)さを保ち続ける通貨のように、極めて強(qiáng)大なリスク抵抗力や価値下落に対する抵抗力を備えている。人気の高い職業(yè)がどのように移り変わっても、この２つのタイプの人が、人気職業(yè)ランキングにおいて、常にもてはやされている。一方、柔道家型（ENFP）、発明家型（ENTP）、蕓術(shù)家型（INTP）などマイナーなタイプは、2014年にキャリアの大きな一歩を踏み出すチャンスに恵まれる可能性が高い。中國(guó)最大のビジネスSNS「天際網(wǎng)」のキャリアプラン専門家は、「人気職業(yè)は時(shí)代の移り変わりに応じて変動(dòng)するが、性格タイプに良いも悪いもない。市場(chǎng)ニーズがどのようなものであれ、自分にピッタリ合った職業(yè)に就くことが最良の選択だ」と指摘した。（編集KM）

　「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年1月20日