日本は第二次世界大戦の敗戦後に軍隊(duì)を再び持たず、構(gòu)築された小さな自衛(wèi)隊(duì)は志願制を採用した。よって高い素養(yǎng)の自衛(wèi)官を採用したければ、國防文化の鼓動パワーに頼る必要がある。平和憲法の下、したためられる軍事宣伝は厳格な制限を受けるが、日本の自衛(wèi)隊(duì)は限られた宣伝空間を極限まで発揮、特色のある國防教育の道を歩んでいる。中國青年報(bào)が伝えた。

　■國防教育には子どもの関心が必要

　日本の防衛(wèi)白書には多様な用途がある。國際社會に向けてのみならず、防衛(wèi)政策を司る外交的解釈、さらに納稅者への説明、國會と國民に向けた自衛(wèi)隊(duì)の當(dāng)該年度の貢獻(xiàn)と実績の総括報(bào)告があり、翌年度予算の獲得を目指す。さらに青少年に対し國防教育を行い、これにより志願宣伝をしている。

　侮ってはならない。防衛(wèi)白書は580ページ以上、A5サイズのオールカラーだ。3分の1は周辺脅威について記され、3分の1は國防政策と未來の発展の解説、3分の1は自衛(wèi)隊(duì)による國內(nèi)外での貢獻(xiàn)を紹介している。さらに首相と防衛(wèi)大臣の訓(xùn)辭のほか、各階級自衛(wèi)官の平和維持、災(zāi)害救助、訓(xùn)練の心得も収められており、ことさらリアルで、また人情味も豊かだ。

　趣味性は防衛(wèi)白書のひとつの重要な特徴である。防衛(wèi)白書には3種類あり、日本語版、英語版、そしてまんが版がある。まんが版は自衛(wèi)隊(duì)のウェブサイトに掲載され、コミックを用いて、白書を解説している。まんがでは大きな眼差しの女の子と垢抜けた男の子が問答を展開する。一問一答のなかに政策上の説教はなく、防衛(wèi)専門家を真剣に推敲させるような外交的言葉もなく、フレッシュな感覚だ。筆者の考えでは、子どもだけでなく、成人でさえ読みたくなり、知らず知らずに國防教育の目的が達(dá)せられる。