■軍事演習を市民専用見學施設で
平和憲法により、日本は學生に軍事訓練を課すことはできないが、自衛(wèi)隊はその代替案を考えた。これが市民交流センターだ。一般に向け航空自衛(wèi)隊の一部基地を開放、市民を招いての戦闘機演技の観閲、海上自衛(wèi)隊は市民の観艦式見學、乗船しての海上生活體験、陸上自衛(wèi)隊は軍事演習の際に市民専用見學施設を設けている。
陸上、海上、航空自衛(wèi)隊にはそれぞれ市民交流センターがある。筆者は先月、朝霞駐屯地近くの陸上自衛(wèi)隊市民交流センターを見學した。3階建て1棟で、3階は陸上自衛(wèi)隊の過去のPKO展示、2階は軍事講座で、有料の時もあるが、無料の時もある。1階ホールと外面の芝生には現(xiàn)役の主要裝備が陳列され、自走砲、戦車、無限軌道式裝甲車、武裝ヘリ、無人機などがある。
多くの主力武器にはすべて、「○○株式會社製造」と記されており、日本の武器裝備における國産化水準を示している。「このAH-64アパッチに似た武裝ヘリは中國製ですか?」と試しに尋ねたところ、近くの人が重々しく「米國製だ」と応じた。「これからは日本設計で、中國製も試してみては?」と筆者は応えた。
興味をひいたのは、陸上自衛(wèi)隊交流センター1階にアトラクションコーナーがあったことだ。20平方メートルにも満たない3Dシアターで、座席には振動裝置が裝著してあった。3D専用眼鏡をかけ、「陸上自衛(wèi)隊員の成長過程」を観ると、座席は実弾訓練の射撃音に即して振動と揺れを発生、観衆(zhòng)は迫力の臨場感を體感できる。最新のアトラクション技術を活用し制作された國防宣伝映畫にも、フレッシュな工夫が凝らされていた。
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