李克強(qiáng)総理は2014年の政府活動報告で、「幸福」について2度言及した。中國社會の「幸福」への注目度はますます高まっている。微博(ウェイボー)は人の幸福度指數(shù)に影響をもたらすのだろうか?休暇がもらえれば幸福感が得られるのだろうか?1週間のうち、一番幸福と感じるのは何曜日だろう?清華大學(xué)心理學(xué)部部長、行動とビッグデータ実験室の彭凱平教授率いる研究チームはこのほど、2013年の新浪微博のデータを分析、「幸?!工颔譬`マに研究を行った。中國の學(xué)者が國內(nèi)の全地級市を?qū)澫螭恕ⅴ鹰氓哎签`タを用いて幸福度指數(shù)の計算を行ったのは、これが初めて。人民日報が伝えた。
彭教授の研究チームはまず、中國の文化的?心理的特徴に基づき、また幸福に関する科學(xué)的理論を參考に、幸福度を測ることができる中國語の語彙データベースを構(gòu)築した。これらの語彙は、ポジティブな感情、意義、熱中度、人間関係、達(dá)成感、関連イベントなど7カテゴリーに分けられ、計1252の評価指標(biāo)が設(shè)定された。
彭教授は、「我々は工業(yè)?情報化部(?。─谓y(tǒng)計データに基づいて分析を行った。2013年、中國の微博ユーザーは3億人を突破し、頻繁に微博に投稿するユーザーは約5千萬人に達(dá)した。これは世界最大規(guī)模のサンプルであり、相対的に見て、比較的活発で発言権を持つ中國人を代表していると言える。新浪微博のデータは、他のサンプルよりも正確であり、ここから初歩的な研究成果が得られた」と説明した。
研究の結(jié)果、経済発展と幸福の間には必然的な関連性はなく、最も幸福度が高い都市には杭州、広州といった大都市だけでなく、発達(dá)の遅れた都市も多く含まれた。比較的貧しい地域では、幸福度は経済発展と共に上昇し、1人あたりのGDPが3千ドル前後に達(dá)すると「ターニングポイント」を迎える。すなわち、1人あたりGDPがこのラインを超えると、幸福は経済発展に伴って急上昇しなくなる。「金があれば幸福感が得られるわけではない。経済が一定の水準(zhǔn)にまで発達(dá)すると、人は幸福感を高められるその他の要素を考慮しだす」。
彭教授はまた、次のような見方を示した。
休暇になれば幸福を感じる、というわけではない。祝祭日の感情への影響は、休暇そのものではなく、祝祭日が持つ意義によるもの。春節(jié)や中秋節(jié)など、長い歴史と伝統(tǒng)を持つ祝祭日は、元旦や國慶節(jié)など、現(xiàn)代の祝祭日よりも多くの楽しみをもたらしている。このほか、土曜日は中國人のプラス感情が最高、マイナス感情が最低の日で、一週間で最も楽しい一日と言える。
このほか、インターネット世論は想像ほど否定的でないことが分かった。悪い出來事が人に與える影響やショックは、良い出來事よりも大きい。例えば、50元をもらった時の気分は、5元をなくした時ほど強(qiáng)烈ではない。このため、ネット上の掲示板や微博などを見ると、悪い情報ばかりと感じるが、中國人の幸福な體験は実のところ、ネガティブな體験を大きく上回っている。ネガティブな體験は印象が強(qiáng)烈なだけだ。(編集SN)
「人民網(wǎng)日本語版」2013年3月13日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-8386