騰訊（テンセント）持ち株有限公司は10日に香港証券取引所で公告を発表し、京東の普通株2億5167萬8637株を購入し、市場(chǎng)に流通する京東株の15％を取得することを明らかにした。騰訊は京東に2146億ドル（約22兆円）を支払うことになる。また騰訊は京東が新規(guī)株式公開（IPO）を行う場(chǎng)合に発行価額で5％の株式を購入することを申し込んでおり、購入はIPOと同時(shí)に行われることになっている。中國(guó)経済網(wǎng)が伝えた。

　公告によると、騰訊は京東が騰訊の実物電子商取引（eコマース）分野における最初の協(xié)力パートナーになるという。具體的な協(xié)力の內(nèi)容は次の通り。

　1：騰訊の劉熾平総裁（社長(zhǎng)）が京東集団の理事會(huì)のメンバーになる。

　2：京東は騰訊のB2Cプラットフォーム?QQ網(wǎng)購とC2Cプラットフォーム?拍拍網(wǎng)の100％の権利、および物流の人材と資産、易迅網(wǎng)の少數(shù)株式と購買易迅網(wǎng)の余剰株式の権利を買収する。

　3：騰訊は京東に微信（WeChat）と手機(jī)QQの入口サイトとその他の主要プラットフォームによる支援を提供し、雙方はオンライン分野で協(xié)力を進(jìn)める。

　4：京東は騰訊に新株を発行し、騰訊は京東の株式の約15％を取得する。騰訊は易迅に2億1466萬ドル（約221億円）を支払う?

　この取引で、京東はモバイル分野とインターネット分野における騰訊の膨大な顧客資源を土臺(tái)として一層の発展を遂げる見込みで、騰訊は京東を通じて顧客にトップレベルのeコマースサービスを提供することになる。京東は騰訊の事物eコマース分野での初の協(xié)力パートナーになり、騰訊の劉総裁は京東集団の理事會(huì)メンバーとなる。この取引は巨大な潛在力と急速な発展の可能性を秘めた中國(guó)のeコマース産業(yè)、モバイル産業(yè)、インターネット産業(yè)における、シンボル的な意義をもった戦略的協(xié)力だといえる。（編集KS）

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年3月11日