王毅外交部長(zhǎng)（外相）は8日、第12期全人代第2回會(huì)議の記者會(huì)見(jiàn)で、中國(guó)の外交政策や対外関係について國(guó)內(nèi)外の記者の質(zhì)問(wèn)に答えた。

　朝日新聞?dòng)浾撸褐腥臻v係について質(zhì)問(wèn)したい。李克強(qiáng)総理は今回の政府活動(dòng)報(bào)告でも歴史問(wèn)題に言及し、第2次大戦の勝利の成果と戦後國(guó)際秩序を守る必要があり、歴史の逆行は斷じて認(rèn)めないと表明した?，F(xiàn)在中日関係は難しい狀況にあり、外部からも懸念の聲が上がっている?，F(xiàn)在の膠著狀態(tài)は、どうすれば打開(kāi)できるか。現(xiàn)在の中日関係を第1次世界大戦前のドイツと英國(guó)の関係になぞらえる聲があることについては、どう見(jiàn)るか。

　王部長(zhǎng)：李克強(qiáng)総理の談話は中國(guó)國(guó)民の心の聲を代表しており、平和維持という中國(guó)の責(zé)任を體現(xiàn)するものであり、われわれは完全に支持する。中日は隣國(guó)であり、本來(lái)仲よく付き合うべきだ?，F(xiàn)在の狀況はわれわれにとって望まぬものであるし、中日両國(guó)民の利益にもならない。

　1972年に國(guó)交正常化を果たした際、雙方は歴史、臺(tái)灣および釣魚島（日本名?尖閣諸島）などの問(wèn)題の適切な処理について重要な了解と共通認(rèn)識(shí)にいたった。これは中日國(guó)交回復(fù)の前提となり、両國(guó)の友好回復(fù)の基礎(chǔ)ともなった。だが最近、日本の指導(dǎo)者の一連の言動(dòng)は中日國(guó)交回復(fù)の精神に背いており、中日関係の根幹を破壊した。中國(guó)國(guó)民がこれを承諾することは當(dāng)然あり得ないし、不可能でもある。

　歴史と領(lǐng)土という2つの原則問(wèn)題において妥協(xié)の余地はない。もし日本の一部が執(zhí)拗に侵略の歴史の確定評(píng)価を覆そうとするのなら、國(guó)際社會(huì)および世界の全ての平和を愛(ài)する人々も斷じて容認(rèn)することはなく、大目に見(jiàn)ることもないと信じる。

　現(xiàn)在の中日関係を第1次大戦前の英獨(dú)関係と同列に論じる聲があることについては、2014年は1914年ではないし、1894年ではなおさらにないということを強(qiáng)調(diào)したい。第1次大戦前のドイツをあげつらうよりも、第2次大戦後のドイツを模範(fàn)とする方がいい。過(guò)去を真摯に清算し、前言を翻すことを止めて初めて、膠著狀態(tài)を打開(kāi)し、未來(lái)を切り開(kāi)くことができる。平和路線を真に堅(jiān)持し、言動(dòng)不一致を止めて初めて、隣國(guó)と世界の信頼を得ることができる。日本の指導(dǎo)者がこうした基本的な道理をわきまえて、人類の良識(shí)と國(guó)際公理の譲れぬ一線を尊重できることを望む。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年3月9日
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