國家統(tǒng)計(jì)局が9日に発表したデータによると、今年2月の消費(fèi)者物価指數(shù)(CPI)は前年同月比2%上昇し、上昇幅は1月を0.5%下回り、13カ月ぶりの低水準(zhǔn)となった。ある専門家の分析によると、春節(jié)(舊正月、今年は1月31日)期間に跳ね上がった食品価格が春節(jié)後に著しく低下したことにより、2月のCPI上昇率が低下した。通年の物価上昇幅は全體として穏やかなものとなり、政府活動(dòng)報(bào)告でこのほど提示された3.5%前後の調(diào)整目標(biāo)は達(dá)成が可能だという。
春節(jié)という「大型消費(fèi)」の月でありながら、2月のCPI上昇幅は上昇の兆しをみせなかっただけでなく、かなり低下し、ここから一時(shí)は大きな損害を與えた物価上昇要因が、たとえば流動(dòng)性の氾濫や物流費(fèi)用の高止まりなどの要因が、適格にコントロールされたことがわかる。同じく排除できないのは、昨年から中央政府がうち出しているより厳格な「八項(xiàng)規(guī)定」(活動(dòng)の作風(fēng)を改善し、大衆(zhòng)と緊密に結(jié)びつくことに関する八項(xiàng)目の規(guī)定)が、祝休日期間の公費(fèi)による消費(fèi)に対する?yún)f(xié)力な抑制作用を発揮していることで、祝休日消費(fèi)市場(chǎng)を支えてきた公費(fèi)消費(fèi)という「大黒柱」が抜けて、消費(fèi)市場(chǎng)は安定に向かっている。
だがこのことはある問題を物語ってもいる。中國の國內(nèi)需要市場(chǎng)の基盤はまだ弱く、國民の日常の消費(fèi)能力は人々が思っているほど高くないという問題だ。こうした狀況が経済構(gòu)造の調(diào)整、経済のモデル転換にとって試練になることは間違いない。実際、この方面の狀況は確かに楽観視できるものではなく、國家統(tǒng)計(jì)局が発表した別の重要指標(biāo)である生産者物価指數(shù)(PPI)からもよりはっきりと様子がうかがえる。今年2月のPPI前年同月比低下幅は2%に達(dá)し、7カ月ぶりの最低を記録した。
PPIの低迷が長らく続いており、CPIの安定傾向とともに中國経済が目下直面する問題を形作っている。CPIが大幅に上昇することは望ましくない。CPIに示される消費(fèi)市場(chǎng)の熱の低下がPPIに代表される製造業(yè)を後退させており、PPIの低迷は企業(yè)の事業(yè)著工や雇用に影響を與え、ひいては國民の所得に影響を與え、消費(fèi)市場(chǎng)を押さえ込んでいる。こうした循環(huán)図に基づいて分析すると、現(xiàn)在のCPI上昇率の低下はよいことばかりではない。低下が意味するところは消費(fèi)能力の低下だからだ。こうした狀況が改善されなければ、內(nèi)需市場(chǎng)を持続的に支えられないだけでなく、経済のモデル転換という目標(biāo)の実現(xiàn)が一層難しくなることが重要な問題だ。
そこでCPI上昇率の低下から、現(xiàn)在の物価はコントロール可能な水準(zhǔn)ではあるが、経済そのものは低迷に向かっていることがわかる。経済のモデル転換には社會(huì)全體で一定の代償を支払うことが必要で、政府は心の準(zhǔn)備をしっかりとしている。大事なことは國民にどれくらい耐える力があるかということだ。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年3月10日
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