2013年の消費者物価指數(shù)(CPI)は2.6%上昇し、工業(yè)生産者物価指數(shù)(PPI)は1.9%低下した。ここからインフレ目標がしっかりとコントロールされ、目標値の3.5%をはるかに下回ることができたことがうかがえる。全體的にみて現(xiàn)在の局面は「弱い成長、弱いインフレ」で中國が相対的に安定した狀態(tài)にあることがわかり、正常な情況だといえる。(文:劉瑞?中國人民大學(xué)経済學(xué)院教授)
低インフレは今年いっぱい続くとみられる。低インフレは改革に向けて相対的にゆとりのある環(huán)境を生み出し、余裕をもって改革を推進できるようになり、また都市化のコストも引き下げられることが予想される。改革にはコストを支払わなければならず、需給関係の緊張をもたらす可能性があるため、経済が過熱している時に改革を行えば、多くの問題を引き起こすことになる。今年は経済がそれほど過熱しておらず、インフレ率もそれほど高くないという有利な條件がそろっており、この條件をしっかりつかまえて、改革と都市化の推進に力を入れ、通年の経済の緩やかな進展傾向を維持し、経済の大きな浮き沈みを回避することが肝要だ。
だが低インフレには2つの側(cè)面があり、必ずしもよい面ばかりではない。中國経済は全體として需要が弱く、企業(yè)は製品の販路を十分にもっておらず、市場には在庫が積み上がっている。このため物価が大幅に上昇することはなく、物価指數(shù)は低く抑えられている。ここからわかることは、內(nèi)需の拡大にこそ力を入れるべきだということだ。昨年のPPIがマイナスだったことも、この主張を裏付けている。
また別の視點で考えると、グローバル経済の昨年の回復(fù)ペースは遅く、國際市場の需要は振るわず、大口商品の価格が低迷している。中國は輸入大國であり、國內(nèi)の物価指數(shù)は國際市場の影響を受けることになる。
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