13日に発表された「2013年度全國(guó)省政府所在地及び直轄市都市の大気質(zhì)ランキング」によると、海口、福州、拉薩（ラサ）が上位3位にランクインし、石家荘が最下位、北京は下から6番目であることがあきらかになった。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

　民間環(huán)境保護(hù)組織「自然の友」は13日、北京で年度環(huán)境緑書(shū)である「中國(guó)環(huán)境発展報(bào)告(2014)」を発表した。同報(bào)告は中國(guó)環(huán)境モニタリング総ステーションの京津冀（北京?天津?河北省）、長(zhǎng)江デルタ地域、珠江デルタ地域、直轄市、省政府所在地の都市や計(jì)畫(huà)単列市の大気質(zhì)報(bào)告に基づき、2013年度の全國(guó)の省政府所在地及び直轄市の大気質(zhì)の狀況をランク付けしたものだ。

　対象となる31都市のうち、?？谑肖?位で、福州、拉薩、昆明、貴陽(yáng)と続く。?？谑肖贤楗螗螗挨?年連続でトップとなっている點(diǎn)は注目すべきだ。

　同ランキング下位の都市のうち、石家荘が蘭州に代わって最下位となった。昨年下から2位だった北京は同6位となった。石家荘に続く下位の都市は順に済南、西安、鄭州、天津となっている。

　2013年1月1日から、各直轄市、省政府所在地の都市、計(jì)畫(huà)単列市、京津冀、長(zhǎng)江デルタ、珠江デルタ地域內(nèi)の地級(jí)以上の都市合計(jì)74カ所では新たな「環(huán)境大気質(zhì)標(biāo)準(zhǔn)」(GB3095-2012)の導(dǎo)入を開(kāi)始し、また「環(huán)境大気質(zhì)指數(shù)(AQI)技術(shù)規(guī)定(試行)」(HJ633-2012)に基づき環(huán)境大気質(zhì)指數(shù)(AQI)を発表している。

　緑書(shū)によると、標(biāo)準(zhǔn)の実施から1年で省政府所在地の都市31カ所の大気質(zhì)ランキングには大きな変化が見(jiàn)られ、そのうち26都市では2012年に比べて順位が変化している。

　蘭州は2012年の31位から2013年には10位となり、21位も上昇し、伸び幅が最大となった。西寧や成都、烏魯木斉（ウルムチ）の順位も5位以上上昇した。一方で、済南市は2012年の18位から2013年には30位へと12位も下落し、石家荘、呼和浩特、瀋陽(yáng)、鄭州、太原、長(zhǎng)春も5位以上ランクを落としている。

　緑書(shū)ではこれに対して、2013年が新標(biāo)準(zhǔn)実施の最初の年だったことをふまえると、ランキングの一部の大幅な変化と都市の空気汚染の主な要因の差には密接な関係があると指摘されている。また効果的な対策を採(cǎi)ったため、一部の都市では大気質(zhì)が改善され、ランキング上昇の主な要因となっている。（編集YH）

　「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年5月15日