2012年の年初、米國のエネルギー省は、これまで政府から5.29億ドルの融資を受けたにもかかわらず、目標の売上高に達していないフィスカーに対し、貸付の大部分を凍結した。それによってフィスカーは資金繰りを絶たれ、自分で戦略的投資パートナーを探さざるを得なくなった。
■將來、中國自動車メーカーから世界的自動車メーカーが誕生
プジョーと東風汽車との資本提攜の締結が終わらないうちから、自動車メーカーが相次いで海を越えて海外メーカーとますます多くの商談を行っている。この背景には、中國自動車メーカーが海外進出し、世界的メーカーになる野心を抱いていることがある。
特に東風汽車の海外戦略は近年最も際立っている。昨年から今年にかけて、東風はスウェーデンのエンジニアリング會社のTエンジニアリングを買収したほか、ドイツの変速機メーカーであるゲトラグと合弁會社を設立することで合意。商用車事業(yè)を展開している東風とボルボ?グループの合弁會社?東沃汽車の力を借りて先進國市場での拠點を広げる戦略だ。
一連のさまざまなM&Aの背景について、東風の朱福壽総経理は、「東風は世界的な資源をもとに、トップクラスの新しい自主開発?イノベーション能力を育成し、自主的な発展と國際化の目標を?qū)g現(xiàn)しようとしている」と語った。
海外の財政破綻した自動車メーカーを買収することによって、迅速な國際化の実現(xiàn)や、すでに知名度があるブランド力を借りることができる。中國企業(yè)が次々と巨額な資金で財政破綻したメーカーを買収したとしても何ら不思議ではない。
世界的會計事務所のプライスウォーターハウスクーパーズ(PwC)が毎年行っている世界の自動車業(yè)界の潛在的買収側(cè)と潛在的売卻側(cè)の調(diào)査によると、2014年の自動車業(yè)界の買収活動は2013年よりも増加し、將來的にはこの傾向が加速すると予測している。
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-8386