中國移動(チャイナモバイル)は21日、國際ローミング料金を再度値下げし、平均で82%値下げすることを明らかにした。今月25日から、中國人がよく行く80カ國?地域との國際ローミングサービスで、一律3元?6元?9元の新しい料金體系をうち出すという。「新京報」が伝えた。(1元は約17円)
中國移動市場部価格管理処の邢宏濤副経理によると、新料金體系は米國や韓國など中國人がよく行く80カ國?地域をカバーしており、海外に出かける利用者のローミング需要の90%以上に対応する。利用者がこの80カ國?地域で國際ローミングを利用する場合、一日あたり3MBのデータ通信量までなら3元?6元?9元いずれかの固定料金で利用でき、3MBを超えた場合は通信量に応じて料金が加算される。新料金體系がカバーする80カ國?地域での通信料金は平均で82%値下がりするという。
邢副経理の説明によると、新料金體系を利用するのに申し込みの必要はなく、利用者が國際ローミング、香港?澳門(マカオ)?臺灣地區(qū)へのローミング、無線LAN機(jī)能を利用すると、自動的に新料金が適用される。香港、臺灣の両地區(qū)や、米國、韓國、シンガポールなどは一律料金3元の対象エリアだという。
また中國移動は米國の通信會社AT&Tや香港の通信會社PCCWと提攜した無線LANのローミングサービス料金を一日あたり6元に引き下げた。利用者は中國移動の顧客端末の「隨e行」でこれらの通信會社の無線LANネットワークに登録すれば、1日あたり6元で無制限にサービスを利用することができる。
中國移動は2010年から、國際ローミング料金および香港?澳門?臺灣地區(qū)へのローミング料金を10回にわたって相次ぎ引き下げてきた。今回は一律3元?6元?9元の新たな料金體系をうち出し、これは13年初めにうち出した一律1元?2元?3元のローミング通話料金に対応するものとなっている。國際ローミング料金の設(shè)定や調(diào)整は世界の通信業(yè)者との間の決済コストによって決まるもので、決済コストは海外の通信業(yè)者と隨時話し合って確定しなければならない。このため世界の通信業(yè)者の國際ローミング料金は一般的に高額になっている。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年1月22日
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