オーストラリア?シドニーで2日間にわたり開催された主要20カ國(guó)?地域（G20）財(cái)務(wù)相?中央銀行総裁會(huì)議が23日に閉幕した。會(huì)議では主に、當(dāng)面のグローバル経済情勢(shì)、長(zhǎng)期投資、全面的な成長(zhǎng)戦略、國(guó)際通貨基金（IMF）の改革、金融部門の改革、國(guó)際的な稅制度協(xié)力といった問(wèn)題が話し合われ、共同聲明が出された。議長(zhǎng)國(guó)オーストラリアのホッキー財(cái)務(wù)相が議長(zhǎng)を務(wù)め、中國(guó)からは財(cái)政部（財(cái)政?。─螛蔷@偉部長(zhǎng)と中國(guó)人民銀行（中央銀行）の周小川行長(zhǎng)（総裁）が出席した。人民日?qǐng)?bào)が伝えた。

　會(huì)議では中國(guó)をはじめとする新興経済體の持続的?安定的な成長(zhǎng)が高く評(píng)価され、先進(jìn)國(guó)の経済には改善の余地があるとされたが、これと同時(shí)に、グローバル経済は力強(qiáng)く持続可能でバランスの取れた成長(zhǎng)の実現(xiàn)にはまだほど遠(yuǎn)いこと、市場(chǎng)のニーズの弱まりや低い成長(zhǎng)率といった多くの課題に直面していることも指摘された。

　共同聲明によると、參加國(guó)?地域は今後5年でG20の経済成長(zhǎng)率を2％以上かさ上げすることを承諾したという。G20が経済成長(zhǎng)の具體的な目標(biāo)をうち出したのは今回が初めてだ。

　周行長(zhǎng)は発言の中で現(xiàn)在の中國(guó)の経済?金融情勢(shì)を紹介し、次のように指摘した。2013年に中國(guó)の経済成長(zhǎng)率は鈍化し、國(guó)內(nèi)総生産（GDP）は前年比7.7％の増加幅となり、過(guò)去約10年間の平均水準(zhǔn)をやや下回った。消費(fèi)者物価指數(shù)（CPI）の上昇率は同2.6％で、予測(cè)を下回った。特に他の新興市場(chǎng)に比べると中國(guó)は好調(diào)だった。新規(guī)就業(yè)者數(shù)は1300萬(wàn)人という勇気の出る數(shù)字になった。構(gòu)造改革の進(jìn)展にともない、サービス産業(yè)がGDPに占める比重が製造業(yè)を抜いた。中國(guó)政府は中國(guó)共産黨第18期中央委員會(huì)第3回全體會(huì)議（三中全會(huì)）の承諾事項(xiàng)を踏まえて構(gòu)造改革を引き続き推進(jìn)し、経済成長(zhǎng)の內(nèi)在的なエネルギーを生み出していく方針だ。

　また周行長(zhǎng)は次のように強(qiáng)調(diào)した。中國(guó)はこれからGDPの増加、構(gòu)造改革、安定の間でバランスを取ることに力を入れていく。7％から8％という成長(zhǎng)率は中國(guó)にふさわしいだけでなく、グローバル経済の成長(zhǎng)を促進(jìn)し、グローバル環(huán)境をより持続可能なものにする上でもプラスになる。

　樓部長(zhǎng)は次のように述べた。中國(guó)では製造業(yè)がGDPに占める割合がかつては60％近くに達(dá)し、グローバル経済成長(zhǎng)への貢獻(xiàn)度は50％を超えていたが、この勢(shì)いを持続することは不可能で、環(huán)境汚染や生産能力の過(guò)剰といった問(wèn)題も起こった。2013年には製造業(yè)の割合が低下した一方、サービス業(yè)の割合が46％に達(dá)して製造業(yè)を抜いた。これは合理的な帰結(jié)だといえる。また13年の中國(guó)の経済成長(zhǎng)のグローバル経済に対する貢獻(xiàn)度は30％近くになる見込みで、規(guī)模の面でグローバル経済に占める中國(guó)の割合を大幅に上回り、中國(guó)は経済規(guī)模以上の牽引力を発揮したといえる。

　今回の會(huì)議の狙いはグローバル経済の持続的な回復(fù)?成長(zhǎng)を?qū)g現(xiàn)するために努力すること、今年11月中旬に予定されるG20首脳會(huì)合のために地ならしをすることにあった。（編集KS）

　「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年2月24日