中國國家統(tǒng)計(jì)局北京調(diào)査総隊(duì)は3日、北京の民営（非公営）企業(yè)に関する統(tǒng)計(jì)データを発表した。これによると、昨年、調(diào)査対象となった北京の民営企業(yè)2572社の平均存続期間は9.2年だった。コスト圧力を強(qiáng)く受ける小規(guī)模?零細(xì)企業(yè)の平均存続期間は、大企業(yè)に比べ4年以上短かいことが判明した。北京晨報(bào)が伝えた。

　この「北京市における非公有制経済の発展：喜びと憂い」と題するリポートでは、北京にある民営企業(yè)2572社を?qū)澫螭趣筏空{(diào)査結(jié)果が取りまとめられた。國家統(tǒng)計(jì)局北京調(diào)査総隊(duì)擔(dān)當(dāng)者は、「『喜び』については、民営企業(yè)の経営が、融資?稅負(fù)擔(dān)?成長?革新?雇用の各方面で前向きな変化があったことが挙げられる。一方、『憂い』としては、信頼感不足、資金?コスト面での大きな圧力、將來の発展方向が不明瞭、Eコマース普及における制約、などの問題が依然解決されていない現(xiàn)狀がある」と説明した。

　「喜び」の根拠となる資料として、昨年の民営企業(yè)の平均存続期間は9.2年で、うち7年以上存続している企業(yè)が67.7％と、先進(jìn)國平均の17.7％を上回ったデータがある。「発展期」にある企業(yè)の割合が62.1％と最も高く、「創(chuàng)業(yè)期」企業(yè)と「成熟期」企業(yè)より43ポイント高かった?！赴k展期」企業(yè)の企業(yè)所得総額は平均3億3千萬元（約54億6800萬円）で「創(chuàng)業(yè)期」企業(yè)の9倍、従業(yè)員所得総額は平均90萬5千元（約1500萬円）で「創(chuàng)業(yè)期」企業(yè)の1.5倍だった。國家統(tǒng)計(jì)局北京調(diào)査総隊(duì)擔(dān)當(dāng)者によると、全體的にかなり伸びており、総合発展レベルも高いという。

　「憂い」に眼を向けると、市場における需要不足が生産経営に影を落とし、民営企業(yè)家にとって信頼感低下の原因となった。2013年、民営企業(yè)家の信頼感指數(shù)は、第1四半期（1-3月）の117.4ポイントから第4四半期（10-12月）には107.1ポイントまで落ち込んだ。信頼感が低下したことで、企業(yè)の革新的エネルギーが抑制される結(jié)果となった。2013年、民営企業(yè)の72.7％が、「市場の先行きについて確信が持てない」?fàn)顩rが、技術(shù)革新にマイナス影響を及ぼす最大の原因となったことを認(rèn)めている。

　また、コスト高が続いたことから、企業(yè)にのしかかる負(fù)擔(dān)もかなり大きなものとなった。民営企業(yè)の79.2％が、「コスト上昇が、企業(yè)の発展の足かせとなる最も大きな原因だと思う」と答えた。とりわけ小規(guī)模?零細(xì)企業(yè)に押し寄せるコスト圧力は極めて大きいことから、平均存続期間は大企業(yè)より4年以上短かった。

　このほか、「融資難で資金繰りが苦しい」「発展戦略が他社とほぼ同じ」「技術(shù)面?コスト面で制約を受けている」「Eコマースの普及に限界がある」など問題も、民営企業(yè)の前に立ちはだかる大きな課題となっている。（編集KM）

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年3月4日