米國(guó)が各國(guó)を盜聴していたことが発覚した「スノーデン事件」の影響が収まらない。海外メディアは、スノーデン氏が発表した最新の文書(shū)によると、中國(guó)の通信機(jī)器大手ファーウェイが、米國(guó)家安全保障局（NSA）の監(jiān)視対象になっていたと報(bào)じた。NSAは2009年よりファーウェイ本社のサーバーに侵入し、大統(tǒng)領(lǐng)の許可を得てサイバー攻撃を仕掛けていた。ファーウェイは昨日、本件について公式聲明を発表し、強(qiáng)く抗議した。新京報(bào)が伝えた。

　◆ファーウェイ本社、サーバーが攻撃を受ける

　ニューヨーク?タイムズがこのほど掲載したNSAの機(jī)密文書(shū)によると、ファーウェイはNSAの「Shot　Giant」と呼ばれるプロジェクトのターゲットとなっていた。

　米國(guó)は、機(jī)器の「バックドア」が中國(guó)人ハッカーに利用され、企業(yè)と政府の機(jī)密が盜み取られることを防ぐことを目的に、長(zhǎng)期にわたってファーウェイの電気通信機(jī)器の米國(guó)市場(chǎng)での販売を妨害してきた。

　しかしスノーデン氏が提供した最新の文書(shū)によると、ファーウェイのネットワークにバックドアを仕掛けていたのはNSAのほうだった。スノーデン氏が公開(kāi)した2010年の別の文書(shū)によると、NSAの同行動(dòng)のターゲットの一つは、ファーウェイと中國(guó)軍のつながりに関する証拠であり、同時(shí)にファーウェイの役員の通信を監(jiān)視し、ファーウェイ製品の情報(bào)を集めていた。

　しかしこのプロジェクトは、その後エスカレートした。ファーウェイの技術(shù)的な不備を利用し、NSAはその通信設(shè)備に侵入し監(jiān)視を行った。また大統(tǒng)領(lǐng)の許可を得ているため、NSAは攻撃的な行動(dòng)に出ることも可能だった。ファーウェイがこのほど開(kāi)示した情報(bào)によると、同社製のルーターと交換機(jī)は、世界の3分の1の人口とつながっている。

　◆証拠を見(jiàn)つけ出せなかった米國(guó)

　獨(dú)週刊誌「デア?シュピーゲル」によると、NSAはCIAやFBIと共同でこのプロジェクトを?qū)g施した。同誌の記事は、NSAの「米國(guó)は中國(guó)政府が、ファーウェイの海外における存在を利用し、スパイ活動(dòng)に従事することを懸念している」という、本件に対する回答を掲載した。