日本の富士通の廣野充俊執(zhí)行役員はこのほど、山東省青島市の食肉?野菜のトレーサビリティ（流通）管理プラットフォームを視察した際、「青島市のビジネス環(huán)境は優(yōu)れており、産業(yè)の基礎(chǔ)もしっかりしている。富士通の先進的なICT（情報通信技術(shù)）を青島市の現(xiàn)代型農(nóng)業(yè)の発展と食品流通の安全性に応用し、スマート交通、環(huán)境保護、地域醫(yī)療などさまざまな分野で協(xié)力の展開を模索したい」と述べた。富士通は世界企業(yè)上位500社に入る企業(yè)で、廣野執(zhí)行役員はこのほど代表団を率い、日本の北京大學天公システム社とともに同市を訪れ、協(xié)力の可能性を探った。「人民日報」海外版が伝えた。

　同市商務局の北東アジア?アメリカ?オセアニア処の責任者によると、今年に入ってから今回のように日本の代表団がしきりに青島を訪れ、視察や交流を行い、今後の交流協(xié)力を模索している。頻繁な交流から協(xié)力が生まれ、日本は今や同市にとって3番目の外資由來國になったという。

　同局がまとめたデータによると、今年1-2月、日本は同市で3つのプロジェクトを?qū)g施し、契約ベース外資導入額は8074萬ドル（約82億3144萬円）に達して、前年同期比680.8％増加した。実行ベース外資導入額は4297萬ドル（約43億8079萬円）で同7.3％の増加。同市と日本との輸出入総額は12億2千萬ドル（約1243億7900萬円）で同1.4％増加した。今年2月末現(xiàn)在、日本が同市で行ったプロジェクトは累計1950件に上り、契約ベース外資導入額は52億7千萬ドル（約5372億7700萬円）、実行ベース外資導入額は43億3千萬ドル（約4414億4300萬円）だった。

　現(xiàn)在、同市にある各種パークが日本の三井、三菱、積水などと深いレベルの交流を続けており、協(xié)力の意向で一致している。

　2月には青島市外資系企業(yè)投資サービスセンターが青島東大行工貿(mào)有限公司、青島魯晨環(huán)保新材料株式有限公司などの企業(yè)を率いて、日本の神奈川県川崎市で行われた川崎國際環(huán)境技術(shù)展2014に參加し、中國の企業(yè)が最先端の環(huán)境技術(shù)や環(huán)境製品に觸れる機會となった。

　3月には同局が企業(yè)の代表団を率いて、日本の大阪市で行われた第16回中國山東省輸出商品展示商談會に參加したほか、NECソリューションイノベータ、情報サービス産業(yè)協(xié)會（JISA）、北海情報産業(yè)株式會社、OECソフト株式會社といった日本の機関や企業(yè)を続けざまに訪問し、青島市とこれらの地域や機関との交流?協(xié)力を強化した。同展示商談會は日中経済貿(mào)易センターが開催したもので、今回は青島市の新華錦集団、青島君頤國際貿(mào)易有限公司、即墨市東方繊維製品工場など19社が參加し、繊維製品、アパレル、工蕓品などを手がける青島市の企業(yè)をうち出すとともに、出展企業(yè)や來場者と幅広いネットワークを構(gòu)築し、文化関連企業(yè)の日本市場開拓を後押しした。（編集KS）

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年4月10日