北京市環(huán)境保護局は14日、同市の工業(yè)による大気汚染への対策の進行狀況について説明した際、同市の経済規(guī)模全體に占める従來型工業(yè)の割合は20％以下に下がったが、汚染物質の排出総量に占める工業(yè)の割合は依然として高いことを明らかにした。アジア太平洋経済協力會議（APEC）貿易擔當大臣會合（MRT）が今月17、18両日、山東省青島市で開催されることを受けて、同市は周辺の省や直轄市と連攜して、APEC會議総合プランの制定作業(yè)を進めている。會期中には、北京市、天津市、河北省、および周辺地域が連攜して、工業(yè)の生産をストップしたり、制限したりする予定だ。「北京青年報」が伝えた。

　北京市のPM2.5（微小粒子狀物質）の発生源に関する最新の解析結果によると、同市の汚染への関與度では、工業(yè)生産の占める割合が18.1％と依然として大きく、工業(yè)は北京市の空を汚す「主犯」のPM2.5の主な発生源の一つだ。MRT開催中に工業(yè)汚染を排出する企業(yè)で生産を停止?制限するところはどれくらいあるかという點について、同局関連部門の責任者は次のように説明した。同市は北京五輪のモデルを參考にして、一部の汚染排出企業(yè)に対し一時的な生産停止措置や生産制限措置を実施する?，F在、北京、天津、河北、周辺地域で作成中のAPEC會議総合プランには、工業(yè)企業(yè)の汚染物質排出を共同でコントロールする具體的な方法が盛り込まれている。

　同市クリーン空気行動計畫によると、今年も引き続き市內の石油製錬の規(guī)模をコントロールし、セメントの生産能力を圧縮し、鋳造、建築材料、化學工業(yè)、家具製造などの産業(yè)の汚染排出企業(yè)300社を淘汰して市場から撤退させる。市民からの大気環(huán)境に関する違法行為の通報を奨勵し、ホットライン（電話番號12369）や電子メール（12369@bjepb.gov.cn）などで通報できるようにする。また今後さらに社會監(jiān)督員を登用して、環(huán)境汚染源の監(jiān)督や管理をバックアップしていくという。（編集KS）

　「人民網日本語版」2014年5月15日