「ダブル11」(11月11日)は中國のインターネットショッピングピーク。だがネット上では、ネットショッピングに関する「常識を覆す」研究報告書が議論を呼んでいる。中國インターネット情報センター(CNNIC)が近日発表した報告によると、「浪費家は女性」というイメージが現(xiàn)実とは異なることが明らかとなった。ネットショッピングの利用者のうち男性の割合は女性より高く、一人當たりのネットショッピングの額も男性が高かった。さらに男性利用者の買い物は女性よりも頻繁であることもわかった。成都商報が伝えた。
買い物でストレス発散をしているイメージが強い女性は、ネットショッピングの主力と考えられがち。だが報告によると、ネットショッピング利用者の性別は2008年にほぼ男女が釣り合い、2009年に男性が女性より低かった後、2010年から2013年は男性の比率が高く、それぞれ54.5%、60.9%、62.6%、54.5%を占めた。
男性のネットショッピングの額も女性を上回っている。最もよく使うサイトでの半年の一人當たりのショッピングの額を見ると、男性が1220.7元(1元は約18.9円)、女性が1000.3元で、220.4元の差があった。ショッピングの額が1000元以上の男性は31.6%、女性は23.4%で、男性が女性を8.2ポイント上回った。ショッピングの額が500元以下の女性は52%、男性は46.5%で、女性が男性を5.5ポイント上回った。
ネットショッピングの額をランクで分けると、ランクが高いほど男性の比率は高かった。最高ランクの消費者のうち男性は69.1%を占め、女性の2倍以上にのぼった。女性はネットショッピングに使っている時間は長いが、ショッピングの額からみると、男性のネット消費力の強さが浮き彫りとなっている。(編集MA)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年11月13日
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