「獨身の日」(11月11日)をめぐって、シニアバイヤーたちが節(jié)約術(shù)を滔々と述べ立てているが、消費意欲の爆発や通販業(yè)者の角突き合わせるような競爭がさまざまな弊害をもたらしている。角度を変えてみると、獨身の日は節(jié)約や環(huán)境保護に反することであふれかえっている。「解放日報」が伝えた。
▽不要なものを買うのはただの浪費
通販業(yè)者は獨身の日の商戦に全力投球で、魅力的な割引行為が自然と多くなり、これが衝動買いや潛在的な消費意欲をかき立てることにつながる。だが買い物狂想曲の中、本當に必要な買い物はどれくらいあるのだろうか。
最近、友人たちと獨身の日の買い物について話した時のことだ。通販の「ショッピングカート」を満杯にしておいて、獨身の日が來たら支払い手続きをするという人が多かった。ママになる準備をしている周琳さんのショッピングカートを子細に點検させてもらうと、新生児を抱えて外出する時に使用するマザーズバッグは2つもあれば十分事足りるのに、彼女のカートには色やデザインが違うものが4つ入っていた。見た目には楽しいし、価格もそれほど高くないが、この買い物にはママになろうとする彼女の物欲を一時的に満足させるという意味合いしかない。
昨年の獨身の日の熱い商戦を経験して、金融産業(yè)のサラリーマンの王◆(「玉偏」に「奇」)さんは「血の教訓(xùn)」を得た。昨年の獨身の日に買いあさった日用品で一度も使っていないものがたくさんあるのだ。また800ミリリットル入り大容量パッケージのシャンプーとコンディショナーを箱買いしたものの、使用期限が迫って大急ぎで消費しなければならなくなり、最後には同僚に配って使ってもらう羽目になったという。
▽時間コストはどれくらい?
獨身の日の意味合いが変わってきている。最大の変化は、消費者が支払う時間コストがますます高くなっているということだ。2009年に獨身の日が始まった時から、ネットショッピングに血道を上げてきた買い物の達人?銭琳琳さんは、「今の獨身の日には優(yōu)遇や割引がいろいろあるが、消費者は恩恵を享受しようとすれば、ものすごくたくさんの時間コストを支払うことになる。通販は消費者の時間を浪費している」と話す。
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