中國(guó)の著名な學(xué)者で思想家である胡適氏の留學(xué)中および帰國(guó)後の日記を集めた「胡適留學(xué)日記原稿」が13日、上海で出版記念イベントが行われた。この本は、2013年に発見された胡適氏の留學(xué)日記の自筆原稿をそのまま印刷したものである。中國(guó)國(guó)際放送局日本語版が伝えた。

胡適は、20世紀(jì)の最も影響力がある學(xué)者と思想家の一人だと評(píng)価されている。上海中國(guó)公學(xué)を卒業(yè)後、1910年から1917年にかけて、アメリカのコーネル大學(xué)とコロンビア大學(xué)で留學(xué)し、その期間中、勉強(qiáng)、生活、遊歴などについて、合わせて50萬字以上の17冊(cè)の日記を書き下ろした。

これらの原稿の中には、1917年に中國(guó)に帰ってからの半年間に書いた初出となる「北京雑記」と「帰娶記」（帰國(guó)し結(jié)婚した際の文章）の原稿がある。これまでの胡適氏の日記では、胡適氏が新文學(xué)や新文化運(yùn)動(dòng)を提唱しようと考える大事な時(shí)期とされる1917年7月10日から1919年7月10日までの2年間、まったく空白だった。この2本の原稿により、この空白が埋められた。（編集SC）

「人民網(wǎng)日本語版]　2015年8月14日