1. 端午節(jié)(端午の節(jié)句、今年は6月20日)の粽(ちまき) 南方は醤油?塩味、北方は甘い味
北方では、棗を入れた甘い粽がメインだが、南方の粽の種類はより豊富で、小豆や肉、ハム、卵の黃身餡などを使い、醤油?塩味をベースとしている。北方の粽の多くは四角形や三角形で、基本的に大きい。南方の粽の形狀は三角形、たいまつ型、円錐形、四角形など多様で、全體的に小さく繊細(xì)な作りとなっている。
2.南方の「龍舟(ドラゴンボート)」 北方の「踏柳」
古代の河北省石家荘市趙県の端午節(jié)では、地方官府が宴會(huì)を開いて城內(nèi)の官僚や知識(shí)人を招待し、詩を詠むという習(xí)わしがあり、當(dāng)時(shí)「踏柳」と呼ばれた。現(xiàn)在でも、端午節(jié)に詩を詠む風(fēng)習(xí)は殘っているが、城外で宴會(huì)を催し、詩を詠むといった風(fēng)流な光景は見られなくなった。
3.河北省
端午節(jié)には、井戸水を汲んではならないという言い伝えがある。これは、井戸に入れられた毒を避けるためだという。街の行商人は、端午節(jié)にさくらんぼや桑の実を売りつける。これは、端午節(jié)にさくらんぼや桑の実を食べると、一年間、ハエを誤食しなくてすむからだという
4.江蘇省
南京の端午節(jié)は、それぞれの家で、清水を入れた箱の中に、微量の雄黃と古代の硬貨「鵝眼銭」2枚を入れ、一家全員がこの水で目を洗う、「破火眼」と呼ばれる風(fēng)習(xí)が殘っている。これによって、1年間眼病にならずにすむと言われている。揚(yáng)州市高郵市に殘る端午節(jié)の風(fēng)習(xí)もかなり特殊だ。子供たちは、見栄えのいいアヒルの卵を選んで色とりどりの糸で編んだ絡(luò)子(糸で網(wǎng)狀に編んだ小物入れ)の中に入れて、首にかける。
5.四川省
「出端午佬」と言われる風(fēng)習(xí)がある。これは、紅い布を敷いたテーブルの上に虎に乗った道士の竹細(xì)工を置き、それを4人の擔(dān)ぎ手が竹竿で擔(dān)ぎ、銅鑼や太鼓を打ち鳴らしながら、通りを練り歩くというものだ。(編集MZ)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年6月18日
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