■創(chuàng)意工夫で受賞
劉さんの夫は成績(jī)優(yōu)秀だったため、學(xué)費(fèi)が免除され、2つの奨學(xué)金を獲得した。それは劉さんの授業(yè)料を負(fù)擔(dān)するのに十分な額だった。27歳の彼女は恩を感じながら大學(xué)生活をスタートした。學(xué)部生の時(shí)には日本の高級(jí)真珠ブランド「ミキモト」が主催するウィンドウディスプレイデザインコンテストに參加し、初めて2つの賞を受賞した。
學(xué)年で一位の成績(jī)により奨學(xué)金を獲得し、京都の老舗の「縁側(cè)」からヒントを得て、學(xué)部の卒業(yè)制作のテーマを「縁」と決めた。彼女は居住者により多くの公共スペースを提供することで、もともと見(jiàn)ず知らずの世帯同士が知り合いになる機(jī)會(huì)を與えるということを意識(shí)した。このデザインは日本の「近代建築」という雑誌の掲載に選ばれ、擔(dān)當(dāng)教授から修士課程に進(jìn)むことを推薦された。
■夢(mèng)を持ち続けて
修士生の間に、彼女は下の女の子を妊娠したが、それでもなお研究し続けた。2013年、上の女の子が五年生になった時(shí)、子供の成長(zhǎng)期において重要な時(shí)期を逃したくないと思い、下の女の子を連れて帰國(guó)した。
帰國(guó)後も建築デザインの仕事を続け、自分がデザインしたビルがそびえ立つのを見(jiàn)ながら、內(nèi)心では感動(dòng)していた。一緒に生活することで彼女は上の女の子との距離を縮め、姉妹の情も深まった。そのことは彼女が一番満足できることだ。
現(xiàn)在、劉さん親子は女三人で一緒に暮らしており、夫は日本で働いている。なぜこんなにも自分の道を歩み続けられるのか、彼女に質(zhì)問(wèn)した。彼女は「人生の分かれ道に立つたびに実は非常に迷っていました。たくさんの人の意見(jiàn)も參考にしますが、小學(xué)生の時(shí)に勉強(qiáng)した「小馬が川を渡る」のように、小馬は自分で水に入ってみないと深さがわかりません。當(dāng)然、川を渡るたびに、家族や友人がそばで勵(lì)ましてくれるので、私の最大の幸せです」と答えた。(編集JK)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年8月14日
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