フィリピンの求めに応じて設置された南中國海仲裁裁判所がこのほど、管轄権問題口頭弁論の記録を公表したことについて、中國外交部(外務?。─稳A春瑩報道官は24日記者の質問に答え、次のように述べた。
中國側はフィリピンが一方的に提起した南中國海仲裁手続きについて、受け入れず、參加しないとの立場を再三表明している。この立場には十分な國際法上の根拠があり、変わることはない。
フィリピン側は中國側と繰り返し確認した共通認識および『南中國海における関係國の行動宣言』における約束に背き、南中國海をめぐる中國とフィリピンの爭いの核心が領土主権をめぐる爭いと海洋権益の重なり合いの問題であることを無視し、一方的に爭いを強制的な仲裁に持ち込み、國際法に違反し、法的手続きを濫用し、主権國家および「條約」締約國として中國が享受すべき合法的権利を深刻に侵害した。フィリピン側は仲裁手続きを一方的に提起し、執(zhí)拗に推し進めて、南中國海における中國の領土主権と海洋権益を否定し、中國を妥協(xié)に追い込もうと企てている。これは非現(xiàn)実的であり、いかなる効果も生まないうえ、「條約」の完全性を損ない、國際海洋法秩序に深刻な打撃を與える。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年8月25日
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