中國(guó)商務(wù)部（?。─紊虻り枅?bào)道官が、19日開催された定例記者會(huì)見で明らかにしたところによると、2015年7月、中國(guó)の対外投資は前年同期比18.6％減となり、6月（同15.5％減）に続き、2ヶ月連続のマイナス成長(zhǎng)となった。一財(cái)網(wǎng)が伝えた。

データによると、1～7月の非金融分野の対外直接投資額は20.8％増の3890億元（1元は約19円）となった。

7月の対外直接投資額は前年同期比18.6％減の75億ドル。そのうち、株式と債券への投資は20.9％減の61億ドルとなり、全體の81.3％を占めた。収益の再投資は同6.7％減の14億ドルで、全體の18.7％を占めた。

沈報(bào)道官は7月の対外直接投資額が減少した原因として以下の2點(diǎn)を挙げた。

第一に、技術(shù)的要因。2014年の6月から7月にかけて、非常に大規(guī)模な対外投資プロジェクトがあったが、今年の同時(shí)期には同規(guī)模のプロジェクトがなかった。7月の対EU投資額が90.7％減少したのは、主にこの影響を受けたためである。

第二に、過去、エネルギーや鉱物資源は対外投資の主な対象とされてきたが、中國(guó)の関連企業(yè)は今年、このようなプロジェクトの成り行きを見守る姿勢(shì)をとっている。1～7月のエネルギーや鉱物資源に対する投資は前年同期比20％以上低下した。

しかし、沈報(bào)道官は、「この二つの要因は中國(guó)の年間対外投資額に影響することはない。年間投資額は依然として高い伸び率を維持することができる」と強(qiáng)調(diào)した。

1～7月、中國(guó)の直接投資額が1億ドルを上回った國(guó)?地域は37カ所、そのうち、投資額が10億ドルを超えた國(guó)?地域は中國(guó)香港、ケイマン諸島、シンガポール、米國(guó)、オランダ、イギリス領(lǐng)ヴァージン諸島、オーストラリアの7カ所となった。

同時(shí)期、中國(guó)香港、ASEAN、EU、オーストラリア、米國(guó)、ロシア、日本の7主要エコノミーに対する中國(guó)大陸部からの投資額は、497億7000萬ドルに達(dá)し、同時(shí)期の中國(guó)からの対外直接投資総額の78.4％を占めた。対ASEANは57.6％、対香港は118.7％、対米は35.8％それぞれ増加し、増加率が比較的著しかった。これに対し、対EUは36.1％、対オーストラリアは35.6％、対ロシアは19.1％、対日本は8.3％それぞれ減少した。（編集ＪＺ）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年8月31日