ヤギが木に登るなんて馬鹿げていると思うだろう。しかしモロッコではヤギが木の上で休んでいるのをこの目で確かめることができる。モロッコ南部の砂漠では、ヤギが美味しいベリーを食べるため、色んな高さの木に登る。木はヤギの重さに耐えかねているように見えるが、しかしヤギたちは意に介す様子もなく、のほほんと木の上に立っている。

現(xiàn)地の村民はヤギが生み出す「寶」に喜んでいる。ヤギが果実を食べたあと、果実のタネは消化されずに排泄されるため、この果実のタネを絞り堅(jiān)果油（アルガンオイル）にする。それらは非常に良い食用油で、このアルガンオイルの採取法は現(xiàn)地で數(shù)百年の歴史を持つ。（編集JK)

「人民網(wǎng)日本語版」2015年9月21日