能力とは、各國の開発能力の強化だ。各國がどう開発を進めるかの鍵は自らにあり、核心は能力にある。

　環(huán)境とは、國際開発環(huán)境の改善だ。地域の安全と安定を維持すると同時に、國際金融機関を改革し、多國間開発機関の資源分配を改善して、低開発國?地域が開発の機會をより多く得るようにする必要がある。

　関係とは、様々な開発協(xié)力関係の最適化だ。先進國が途上國の開発支援のために表明した約束は、言葉通りに果たされるべきだ。途上國間の協(xié)力を格上げするべきだ。

　制度とは、開発調(diào)整制度の整備だ。各國の開発には國內(nèi)のマクロ経済政策を調(diào)整して、マイナスの波及効果を回避する必要がある。地域組織は一體化プロセスを加速し、域內(nèi)の強みによる相互補完を通じて全體の競爭力を高める必要がある。

　中國は世界開発事業(yè)の推進を口先だけではなく、著実な行動に移している。今回の國連開発サミットで習主席はポスト2015年開発アジェンダの実行について5つの大きな約束をした。南南協(xié)力援助基金を設(shè)立して、第1次資金として20億ドルを拠出すること、後発開発途上國への投資を増加し、2030年までに120億ドルを目指すこと、後発開発途上國と一部開発途上國の一部債務(wù)の免除、國際開発知識センターの設(shè)立、世界エネルギーインターネットの構(gòu)築の検討であり、さらに「1ベルト、1ロード」の建設(shè)を通じて途上國の経済?民生発展に貢獻する。

　習主席は26日、南南協(xié)力円卓會議を主催した際も、新時期の南南協(xié)力について4つの提案を行った。多元的発展の道を模索すべく盡力すること、各國の開発戦略の連結(jié)促進に盡力すること、実務(wù)的開発成果の実現(xiàn)に盡力すること、世界開発枠組の整備に盡力することだ。習主席は途上國の経済発展、民生改善を支援するため、今後5年間で途上國に「6つの100」事業(yè)支援を行うことも発表した。これらの提案と約束によって、中國の世界開発観は一層充実し、國際開発協(xié)力の基礎(chǔ)が一層固められた。

　急速に臺頭する中國は自らの真摯な努力と貢獻によって、世界開発事業(yè)に強大な原動力をもたらした。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語版」2015年9月29日