米國(guó)への公式訪問(wèn)をひかえた22日、習(xí)近平主席は米紙「ウォール?ストリート?ジャーナル」の書(shū)面取材を受け、12の大きな質(zhì)問(wèn)に対する回答を行った。その內(nèi)容は、中國(guó)の株式市場(chǎng)の大きな揺れや南中國(guó)海での爭(zhēng)い、サイバーセキュリティ、反腐敗など、米國(guó)人が関心を持つほぼすべてのトピックをカバーするものとなった。人民網(wǎng)が伝えた。

　今回の取材について、ある學(xué)者は人民網(wǎng)に対し、海外メディアへの積極的な回答は機(jī)先を制するもので、米メディアと米國(guó)民との交流を習(xí)主席が大きく重視していることを示しており、米國(guó)人の習(xí)主席に対するぼんやりしたイメージをはっきりとさせるものとなると指摘している。習(xí)主席は、問(wèn)題に真正面から答え、要點(diǎn)をずばりと指摘し、率直で具體的な回答をした。その姿は、大國(guó)の指導(dǎo)者らしい責(zé)任と行動(dòng)力を備えた性格を十分に示すものとなった。

　中國(guó)國(guó)際問(wèn)題研究院の蘇格院長(zhǎng)によると、昨今話題となっているグローバル?ガバナンスについて習(xí)主席は、「中國(guó)は目下の國(guó)際體系の參加者?建設(shè)者?貢獻(xiàn)者である」「世界のいかなる國(guó)も、グローバル?ガバナンス構(gòu)造を自國(guó)のために偏向させてはならない」「グローバル?ガバナンス構(gòu)造をいかに完全なものとするかは、各國(guó)が共同で決定する必要がある」と指摘した。こうした態(tài)度は、責(zé)任と行動(dòng)力ある大國(guó)指導(dǎo)者らしい性格を十分に示している。

　中國(guó)現(xiàn)代國(guó)際関係研究院米國(guó)研究所の達(dá)巍所長(zhǎng)は、習(xí)主席の回答では、米國(guó)側(cè)が中國(guó)に持っている懸念に対し、明確かつ揺らぎなく答え、そのシグナルにあいまいな所を殘さなかったという點(diǎn)が際立ったと考えている。グローバル?ガバナンス改善について習(xí)主席は、「世界を主導(dǎo)できるかは、意思ではなく能力の問(wèn)題である。國(guó)際秩序の法則が変わった現(xiàn)在、いかなる國(guó)家も國(guó)際體系を主導(dǎo)することはできない」と説得力ある論述を展開(kāi)した。