だがiPad proがタブレット市場で奇跡を起こせるかどうかには、非常に大きな疑問符がついているといえる。
高額の価格設(shè)定と生産能力の制約により、iPad proは最終的な発売日がまだ確定していない。iPad proのライバルといえるマイクロソフトが後からうち出した「Surface Book」の方が動きが速く、このほど新機種の先行予約受付を開始するとまたたくまにその分の在庫が売り切れた。またiPad proが本當(dāng)に成功したなら、アップルの「Mac」ノートパソコンの売上の一部を奪うことになり、これにも非常に大きな疑問符がつく。Macパソコンの売上は7~9月期に過去最高を記録したばかりで、出荷臺數(shù)はデスクトップとノートを合わせて570萬9千臺に達した。
「骨肉あいはむ」、「二進も三進もいかない」。iPadが今置かれた狀況はこのようなものかもしれない。小さくなればiPhoneにかなわず、大きくなればMacBookと直接ぶつかることになり、「あちらを立てればこちらが立たず」だ。これからどこへ行くのか、ディム?クック最高経営責(zé)任者(CEO)にはすこぶる頭の痛い問題であるに違いない。
11月に発売されるiPad proによって最終的に局面を打開できるかどうか、iPadシリーズに再び輝きを取り戻せるかどうか。3カ月後の16年度第1四半期(10~12月)の決算で、ひとまず答が出ることになる。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年10月29日
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