「時間がない」、「場所がない」が課題

運動スタイルも多様化している。20歳以上の人の間では、フィットネスウォーキングやジョギングなどが中心となっており、07年以降、フィットネスウォーキングをしている人の割合が12.8ポイント、広場でダンスをしている人が3.9ポイント、それぞれ上昇。大幅に増加した。また、20代の人の間で最も人気だったのは、上から順にフィットネスウォーキング、球技、ジョギングだった。

同調(diào)査は、課題も浮き彫りにしている。うち、最大の課題は「時間がない」、「場所がない」だった。

統(tǒng)計によると、20代～40代の人を見ると、「よく運動している」人の割合が低く、特に30代は12.4%にとどまった。その理由について、國家體育総局體育科學研究所の集団研究センターの江崇民?センター長は、「若い人は仕事上のストレスが大きく、生活のリズムも早いため、定期的に時間を取って運動するのが難しい。また、多くの人はテニスやバトミントンができる場所がないと、運動をする気分にならない。その他の年齢層の人は運動する場所にそれほどこだわりはない」と分析している。(編集KN)

「人民網(wǎng)日本語版」2015年11月17日