國連気候変動?xùn)樈M條約第21回締約國會議(COP21)の開催にあたり、解振華?中國気候変動事務(wù)特別代表は人民日報に寄稿し、「意見の相違や困難に直面しているが、パリ會議を成功に導(dǎo)く積極的要素はいまだ多く存在している」と指摘した。人民日報が伝えた。

　まず各國首脳がパリ會議を非常に重視している點が挙げられる。中國、米國、EU、インド、ブラジル等100ヶ國余りの指導(dǎo)者と國連など國際組織の擔(dān)當(dāng)者が會議に出席し、會議の成功のため政治的な動員がされている。次に各國で活動強(qiáng)化と協(xié)力展開を望む願望が高まっている點が挙げられる?，F(xiàn)在すでに160ヵ國以上の締約國が2020年以降の気候変動に関する自主的な貢獻(xiàn)を提出しており、地球全體の90％以上の溫室効果ガス排出量をカバーしている。これらの自主的な貢獻(xiàn)がパリ會議における成果の重要な一部となり、全世界における排出ガス増加の情勢のコントロールに役立つほか、グリーン投資と融資、低炭素技術(shù)開発に明確で安定した政策の見通しをもたらし、全世界の省エネ、環(huán)境保護(hù)と新エネルギー等のグリーン低炭素産業(yè)に長期的な発展を促すだろう。

　同時に各國の気候変動対策もまたさらに積極的になっており、二國間または多國間での協(xié)力もさらに緊密化している。特に世界最大の発展途上國と先進(jìn)國である中米両國の首脳は2年連続で中米気候変動共同聲明を発表し、雙方は政策の対話と実務(wù)協(xié)力の拡大を引き続き強(qiáng)化している。その他にも中國はフランス、EU、インド、ブラジル首脳ともそれぞれ個別に気候変動共同聲明を発表し、國際社會で手を取り合って気候変動に立ち向かうための士気を高めている。また省エネ、エネルギー効率、クリーンエネルギー技術(shù)の進(jìn)歩、炭素市場の開発、グリーン金融の発展、各國國民の意識の向上などもまたパリ會議の成功に導(dǎo)くプラスのエネルギーとなるだろう。

　解振華特別代表は「各國間の交渉と強(qiáng)力な政治的後押しを受けて、パリ會議では枠組み協(xié)定の合意に達(dá)する可能性があり、各國の2020年以降の気候変動対策に対して重大の原則的な取り組みを決定する。また技術(shù)的な詳細(xì)な問題についてはパリ會議後に持ち越し、引き続き協(xié)議して解決を目指すことになるだろう」とした。

　中國側(cè)はパリ會議が條約の基本原則に基づき、公平で合理的、全體的にバランスのとれた、法的拘束力をもつ合意に達(dá)することを希望している。そして全世界にむけて低炭素社會への転換の積極的なシグナルを送り、各國の気候変動の挑戦への対応を経済のモデルチェンジとアップグレード、グリーン成長のチャンスへと転換し、モデルチェンジのプロセスにおいて経済発展と環(huán)境保護(hù)のウィンウィンを?qū)g現(xiàn)させることを望んでいる。（編集TG）

　「人民網(wǎng)日本語版」2015年11月30日