2020年、北京はどんな都市になっているのだろう？「大都市病」をいかに克服するのだろう？北京市計畫委員會はこのほど、「北京?天津?河北協(xié)同発展」をバックボーンとした都市建設(shè)の戦略配置と行政副都心の建設(shè)をめぐり解説した。北京は、都市全體計畫の改定に著手し、「地域協(xié)力?都市農(nóng)村一體化」という2大原則に照らし合わせ、都市空間と産業(yè)空間の配置を合理化し、「大都市病」の統(tǒng)合治療のための強力な礎(chǔ)を築く方針だ。人民日報海外版が伝えた。

【南北中軸線沿線に新オリンピック公園建設(shè)】

北京?天津?河北協(xié)力発展が國家重大戦略に昇格したことで、いかに都市の空間配置を合理化し、非首都機能を緩和するかは、北京の都市発展に突き付けられた重大課題となった。改訂版計畫によると、東西に延びる長安街と南北を貫く中軸線は、北京都市建設(shè)の核となる2本の軸で、いずれも延長される。市計畫委員會の王飛?副委員長は、「南北中軸線の沿線に、北部にあるオリンピック森林公園と同じ規(guī)模の公園を新たに建設(shè)する計畫で、中軸線と延長線に「公園対公園」構(gòu)造を形成する。また、長安街の延長線については、東側(cè)が通州區(qū)と大運河、西側(cè)が新首鋼産業(yè)區(qū)と永定河となり、こちらには「河対河」構(gòu)造が生まれる」と話した。

【通風回廊システムを構(gòu)築】

北京の都市建設(shè)はここ數(shù)年、かなりスピードアップしているが、必要以上の無秩序な人口増加、深刻な交通渋滯、大気汚染など一連の問題は山積みのままで、これらは「大都市病」と呼ばれている。今回の全體計畫の改定では、都市空間配置と産業(yè)配置の合理化に加え、生態(tài)保護、交通渋滯緩和、職住バランスなど様々な分野で、都市全體機能と住みやすさの統(tǒng)合?実現(xiàn)を図る。