中國の習(xí)近平國家主席は、今月28日からチェコに歴史的公式訪問を行う。中國の國家元首が同國を訪問するのは初めてであり、習(xí)主席の初の中東歐訪問でもある。中國社會科學(xué)院歐州研究所の趙俊傑研究員は、これは中國がチェコを中東歐地域の重要な協(xié)力パートナーとしている証であり、「一帯一路」(1ベルト、1ロード)建設(shè)におけるチェコの重要な役割を期待している表れであると指摘した。人民日報(bào)が伝えた。
過去67年間、中國とチェコは長きにわたって多難の時(shí)期を経てきたが、近年両國の雙方向交流は顕著に暖かさを取り戻している。チェコの大統(tǒng)領(lǐng)、首相および議長はいずれも訪中しており、とりわけ、ミロシュ?ゼマン大統(tǒng)領(lǐng)は昨年9月の中國人民抗日戦爭勝利70周年式典に出席した唯一のEU國家元首であり、中國國民の世界反ファシズム戦爭における大きな犠牲と重大な貢獻(xiàn)への賞賛と尊重は世界の注目を集めた。こうしたことからも、チェコ政府が中國との関係発展を積極的に促し、中國と幅広い共通認(rèn)識に達(dá)していることが伺える。
経済面に関し、中國とチェコの経済貿(mào)易関係はより急速な発展を遂げている。趙氏よると、両國の経済関係は一度低迷と曲折を経たが、これは地政學(xué)の原因や雙方の経済の協(xié)力分野が少なかったことに関係している。近年、中國経済は持続的に安定した発展を遂げており、同時(shí)に中東歐地域は歐州で最も活力と潛在力のある地域となり、チェコを含む中東歐諸國は中國との往來を強(qiáng)化し、協(xié)力を模索することへの意欲は日々強(qiáng)まっている。とりわけ「16+1」の枠組みの構(gòu)築後、中國と中東歐諸國は経済貿(mào)易、投資、金融、加工製造、原子力エネルギー、航空といった分野で望ましい成果をあげている。中でも、中國とチェコの昨年の二國間貿(mào)易総額は110億ドルに達(dá)し、「16+1」全體の6分の1を占め、チェコはポーランドに次いで中國の対中東歐第二の貿(mào)易パートナーとなり、中國はチェコのEU以外の國での最大の貿(mào)易パートナーとなった。チェコのスコダ自動車の中國での販売臺數(shù)は世界全體の販売臺數(shù)の4分の1を占めている。
チェコは「歐州の心臓」に位置し、「一帯一路」沿線國における重要な地點(diǎn)であり、「一帯一路」建設(shè)と中國-中東歐諸國の協(xié)力にも大きな熱意を抱いている。昨年11月、チェコのボフスラフ?ソボトカ首相が訪中し、第4回中國-中東歐國家指導(dǎo)者會議に出席した。この間、雙方は「一帯一路」建設(shè)を共に推進(jìn)する?yún)f(xié)力覚書を結(jié)んだが、これは中國と中東歐諸國が結(jié)んだ初の「一帯一路」覚書となった。
このウェブサイトの著作権は人民日報(bào)社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-3680