外交部(外務省)の華春瑩報道官は22日の定例記者會見で「教科書における粉飾と削除は、歴史を直視しようとしない日本側(cè)の危険な動きを反映している」と表明した。
日本の文部科學省はこのほど、新たな高校教科書の検定結(jié)果を発表した。南京大虐殺での日本軍による中國市民の殺害人數(shù)についての記述を削除したうえ、釣魚島(日本名?尖閣諸島)を日本のいわゆる「固有の領(lǐng)土」としている。華報道官は次のように述べた。
中國側(cè)は日本國內(nèi)の動きに重大な懸念を表明する。すでに日本側(cè)に厳正な申し入れを行った。
重ねて表明するが、釣魚島及びその附屬島嶼(日本名?尖閣諸島)は古來中國固有の領(lǐng)土だ。日本側(cè)が自らの誤った立場をどのような手段で宣伝しようとも、釣魚島が中國に屬するという事実を変えることはできない。
南京大虐殺は日本軍國主義が中國侵略戦爭中に犯した殘虐な犯罪行為であり、動かぬ証拠があり、とうに結(jié)論が出ている。教科書における粉飾と削除は、歴史を直視しようとしない日本側(cè)の誤った、危険な動きを改めて反映した。
われわれは、歴史に対して強く責任を負う姿勢に基づき、侵略の歴史を直視し反省するという約束をしっかりと履行し、正しい歴史観によって若い世代を教育し、実際の行動によって隣國との関係を改善すべく努力するよう厳粛に日本側(cè)に促す。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年3月23日
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