なかなか寢付けないという人がいる一方、いつでも眠たくて仕方ないという人もいる。湖北省武漢市の女性?李思雨さん(19、仮名)は、今友達としゃべっているかと思えば、次には居眠りするほど。そして、武漢市中心病院で、睡眠障害の一種であるナルコレプシーと診斷された。湖北日報が報じた。
李さんによると、中學(xué)1年生の時から、睡魔に襲われるようになり、日中にちょっと居眠りしたかと思うと夢を見始め、數(shù)分後にはまた目が覚めるため、どれが現(xiàn)実の世界で、どれが夢の世界なのか分からないほどという。睡魔はいつ、どこでやってくるか分からず、友人と街を歩いている時や食事をしている時、しゃべりをしている時でも、寢てしまう。笑うなどして感情が昂ぶった際に、突然に膝の力が抜けてしまうため、誰かが冗談を言うのを聞いたり、お笑い番組を見たりするのも怖いという。
そんな李さんは今月18日、ついに病院で診察を受け、「ナルコレプシー」と診斷された。上記のような膝の力が抜けてしまうという癥狀は、數(shù)秒から數(shù)分で改善するという。同病院の経屏?科長によると、薬とカウンセリングを合わせた治療で、日中に睡魔に襲われるという癥狀は軽減できるが、完治は望めないという。
ナルコレプシーの発癥期は主に10-20歳が多く、日中において起こる強い眠気の発作を主な癥狀とする。また、入眠時に金縛りの癥狀が発生したり、夢を見る回數(shù)が増えるという特徴もある。このような狀態(tài)が長く続けば、歩行中に突然倒れて骨折することもあり、車の運転は特に危険だという。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年3月22日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-3680