當(dāng)時(shí)は、長江の上流である重慶には3000t級(jí)の船しか入れなかったため、最大級(jí)の船も50室100人乗りがせいぜいで、船の數(shù)も限られ、各旅行社は船を取り合い、何隻もチャーターし、それでも部屋が足りないときは、添乗員やガイドのための部屋まで販売してしまうという大変な時(shí)代でした。添乗員やガイドには會(huì)議室やカラオケルームや甲板で寢ていただいた時(shí)代もありました。

どこかの閉店セールと同じで、「さよなら」と言いながら、毎年販売し、三峽ダムの工事の進(jìn)捗狀況によって下船場所の変更はありましたが、何年も売り続け、そのうちお客様にも飽きられてしまったのか、靜かにブームの幕を閉じました。

三峽クルーズ船は、今も當(dāng)時(shí)もホテルと同じように4つ星、5つ星などクラス分けされていますが、當(dāng)時(shí)の5つ星船はそれほど豪華なものはなく、部屋もせまく、音がうるさかったり、蟲が出たり、大変でした。

今の5つ星船は20年前とは比べものにならないほど豪華になりました。

2003年第二期工事完成以降、水位が上がり重慶に8000ｔ級(jí)の船も航行できるようになりました。6階建てエレベーター付きの豪華大型客船。全室バルコニーやバスタブ付きで部屋もまるでホテルのように広い。といったクラスの船が何隻も造船され、殘念ながら日本人は見かけなくなりましたが、今も中國國內(nèi)や歐米や東南アジアからのお客様でにぎわっています。

20年前の大ブームの時(shí)代、大學(xué)の日本語學(xué)科を卒業(yè)し、重慶の旅行社に入社した若者は、約5年間、三峽のシーズンはほとんど毎日、日本人のお客様を連れて船に乗っていました。船はいつも満室で、甲板で寢る日もありました。