未來の科學大賞2017が9日、北京で発表された。中國科學技術大學の潘建偉氏が「物質科學賞」を、清華大學の施一公氏が「生命科學賞」を、北京大學の許晨陽氏が「數(shù)學?コンピュータ科學賞」を受賞した。賞金は1人680萬元（1元は約16.65円）。人民日報が伝えた。

施氏は「真核メッセンジャーRNA剪接體という重要複合物の構造を解析し、活性部位及び分子レベルメカニズムを解明した重大な貢獻」により受賞。潘氏は「量子光學技術面の創(chuàng)造的な貢獻により、量子鍵配送による安全通信の実現(xiàn)可能性を示した」ことにより受賞。許氏は「雙有理幾何學の極めて高い貢獻」を理由に受賞。

未來の科學大賞は、企業(yè)家と科學者が共同発起し設立した民間科學賞で、毎年1回授與される。大中華地區(qū)における獨創(chuàng)的な科學成果を奨勵し、社會の科學への興味、科學者への尊重を促し、人々の科學的素養(yǎng)を高めることが狙い。（編集YF）

「人民網日本語版」2017年9月11日