アメリカのトランプ大統(tǒng)領(lǐng)は9月5日、自身のTwitterで「日本と韓國がアメリカの高性能の軍事裝備を大量に購入することを認めるつもりだ」と投稿した。アナリストは、米國が日韓へ大量の軍事裝備の輸出を拡大させることで、日韓の軍事力を強めることは、朝鮮を過剰に刺激し、朝鮮半島情勢の緊張の度合いを一層高める恐れがあると懸念している。新華社が伝えた。
トランプ大統(tǒng)領(lǐng)は1日に韓國の文在寅大統(tǒng)領(lǐng)と電話會談を行った際、韓國に対して數(shù)十億ドル相當(dāng)の武器輸出に同意したという。さらに、韓國の宋永武國防長官は米國のマティス國防長官と電話會談を行った際、常に韓國に爆撃機と航空母艦を配備しておくよう、米國への希望を伝えた。
軍事評論家の石江月氏は、トランプ大統(tǒng)領(lǐng)と文在寅大統(tǒng)領(lǐng)は電話會談で韓國の防衛(wèi)力強化を協(xié)議したことで、脅威が増している朝鮮の弾道ミサイルを防衛(wèi)しようと図っていると見ている。そして、韓國は今後、ミサイル防衛(wèi)システム及び関連軍事裝備の導(dǎo)入に力を入れるだろうと指摘した。
日本は今後、ミサイル防衛(wèi)システムを中心に軍事裝備の輸入を行うと見られている。マティス國防長官は日本の小野寺五典防衛(wèi)大臣との電話會談で、陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス?アショア」を自衛(wèi)隊の防衛(wèi)システムの中への導(dǎo)入を促進すると明らかにした。
アナリストは、日韓に対して更なる武器輸出を行うことで、米國は數(shù)十億から數(shù)百億ドルもの巨額な資金を稼ぐことができるとみている。しかし、軍事力の強化で日韓は一時的には安全が保障されるように見えるが、このことが朝鮮を窮地に追い込むことになりかねないと懸念している。
ロシアのプーチン大統(tǒng)領(lǐng)は6日、文在寅大統(tǒng)領(lǐng)との會談で、制裁と圧力によって朝鮮半島の問題を解決するのは不可能なことだと表明した。中國外交部の報道官も5日の定例記者會見で、國際社會には対話など平和協(xié)議の形で朝鮮半島の問題を解決しようと主張する聲が主流であり、我々は各方面が國際社會の理性的な意見を聞き取り、冷靜を保ち、事態(tài)をさらに悪化させないよう望んでいると表明した。(編集HQ)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年9月9日
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