國連拷問禁止委員會は先日、韓日両政府間の「慰安婦」問題合意の見直しを提言する報告を発表した。日本側(cè)は抗議し、韓國側(cè)は関心を寄せている。韓國の文在寅大統(tǒng)領(lǐng)は日本の安倍晉三首相との電話會談時「多くの韓國人は『慰安婦』合意を感情的に受け入れられない。これは向き合う必要のある現(xiàn)実だ」と指摘した。両國が「慰安婦」問題を今後どう解決するかが大変注目されている。人民日報が伝えた。

■慰安婦被害者「日本は『慰安婦』問題を金で解決しようとしている」

5月24日、ソウルの日本大使館前で100人に上る民衆(zhòng)が「慰安婦」問題解決のための第1284回「水曜デモ」に參加した。韓日の「慰安婦」合意は解きがたいわだかまりのように、慰安婦「被害者」を始めとする韓國民の心に橫たわっている。慰安婦「被害者」の金福童さんは以前本紙の取材に「政府は被害者本人の意見を聞いておらず、國民の同意を得ていない。合意は無効だ」「日本は『慰安婦』問題を金で解決しようとしている。これは全く不可能だ。私たちは真摯な謝罪を望んでいる」と指摘した。

集會で韓國の慰安婦被害者支援団體「挺身隊問題対策協(xié)議會」の韓國琰氏は「合意は無効だ。新政権発足後、日本軍『慰安婦』問題が正しく原則的に解決されることを望む」と述べた。全羅南道長興高校の1年生、金珠炫さんは「日本政府が歴史の真相から逃げないことを望む。従軍『慰安婦』問題は戦爭犯罪行為だ。しっかりと謝罪し、反省すべきだ」と記者に語った。

■韓國大統(tǒng)領(lǐng)「多くの韓國人は『慰安婦』合意を感情的に受け入れられない」

文大統(tǒng)領(lǐng)は11日、安倍首相との電話會談時「多くの韓國人は『慰安婦』合意を感情的に受け入れられない。これは向き合う必要のある現(xiàn)実だ。両國関係を成熟した協(xié)力関係に引き上げるために、日本側(cè)は歴史を直視し、歴史問題などが両國関係発展の足かせにならないようにすべきだ。日本のリーダーは河野談話、村山談話、及び金大中大統(tǒng)領(lǐng)と小渕恵三首相の署名した『韓日パートナーシップ共同宣言』の內(nèi)容と精神を尊重し、継承する必要がある」と指摘した。その後、韓國大統(tǒng)領(lǐng)特使の文喜相氏も安倍首相、岸田文雄外相との會談で、韓國民の大部分は「慰安婦」合意を受け入れないと指摘した。